「七夕」久しぶりの再会/7月7日
今年は梅雨明けが異常に早く先週までは大変な猛暑でした。毎日うだるような暑さで苦しい日々が続くものの、これなら今年の「七夕」はよく見えるだろうと期待していました。ところが今週からまさかの梅雨に戻ったような空模様。やはり7月7日は晴れないのかとあきらめていました。
「今年もダメか」と思っていたところ、今日は午後から雨が上がり晴れてきました。夜になるとわずかに雲があるもののおおむね晴れが続いています。そんな中、東の空を眺めてみるとちょうどいい高さに織姫星(ベガ)と彦星星(アルタイル)が奇麗に輝いていました。
思いもよらず天の川をはさんで織姫と彦星が年に一度だけ会える七夕伝説を目の当たりにすることができました。これらの星はどちらも1等星なので晴れていれば見ることはできますが、例年は梅雨の真っ最中なので雲の中に隠れていしまいます。
自宅のベランダに出て二人の再会を喜んでいたのもつかの間、1時間くらいすると再び雲が出始めてふたつの星は見えなくなってしまいました。その後も何度かトライしたものの結局雲が切れることはありませんでした。
今年の「七夕」は短い時間でしたが再会することができました。わずかな時間でも夢が叶う素晴らしいひとときを過ごすことができました。