ミュージカル「キャッツ」のMystical divinity
ミュージカル キャッツの英語版の録音を聴きながら走ったら、ノリよく走れ16キロ頑張れました。
夕飯後皿洗いしながらキャッツの歌詞を確認していると
Mystical divinity と歌っているのを見つけた。
神秘の神
以前調べた神秘神学そのもので、神と直接対話する概念で、新プラトン主義や偽ディオニオシウスなど3から5世紀に文書的な起源がある。
中世では、神秘的な体験は、果たして神となのか、悪魔に騙されているのではないかとの疑念を出されると区別がつかない。
神の声を聞いたとされたが火刑に処されたジャンヌ・ダルクとか。
最近ではチベットに行った中沢新一氏とか。
キャッツはどのような背景で作られたのだろうか?家人と話していたらキャッツのパンフレットを出してくれた。
キャラクターの解説ページを見ていたら原作TSエリオットの翻訳者が書かれていた。
あの「荒地」の?
そのページを読むと原作がそこなわない程度にミュージカルのキャラクターを作っているらしい。
また、猫には三つの名前があるに対応して名前を合成して作っていることが解説してあり、思わず原作本をネットでポチってしまった。
獣と主権をテーマにしていたジャック・デリダはキャッツ見たであろうか?あの獣と主権の索引くらい調べるべきだろうか。一巻しか持ってないし。
英語版でミュージカルを聴くと日本語には消されてしまったがヘビサイド・レイヤーというのがある。日本語に訳されるときは電離層かな。これはオリバー・ヘビサイドという微分方程式論、ラプラス変換では必ず出てくる人
ヘビサイド・レイヤーはまだ原作ではみつけていない。原作はまだ著作権が切れていないのか原文が公開されておらず検索ができない。購入すりゃいいんだが。
冒頭のMystical divinityや娼婦猫が昇天するのはちょっとマドンナのライク・ア・プレイアーを思い出すね。
色々気になるネタが含まれている。また見に行きたいね。