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過去を色眼鏡で見ないことー木村伊兵衛の展示に寄せて

下書きのタブを開くと、溜まっているいくつもの文章に後ろめたさを覚えるが、まだ書き上げられていない文章につけた、格好だけは良い題名たちを眺めるのも、また良いものである。

久しぶりに大学に登校したら、エントランスに大型の油画が飾られているのが目に入った。芸術系の学科の卒展らしい。学生一人につき、やや小型の習作と、完成作品の二つがそれぞれ掛けてあった。まだ在学生であろう彼女たちの存在がぼんやりと透けて見える。卒展には、独特の心地よい生々しさがあった。

雨上がりの夜が一番好きだ。田圃に水を張る季節と同じで、安心する。

早く秋服を着たい。

どう考えても塗り絵に向かないゴッホで塗り絵コンテンツを公開するゴッホ美術館、好きです。

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