20250120〜0202 二十四節気/大寒 20250120〜0124 七十二候/款冬華 ふきのはなさく ふきは厳しい冬の雪の中から一番に花芽を咲かせる。冬眠から目覚めたクマの餌になり、人間の冬の間溜まった毒素を出す薬のような食物となる。役立つことは厳しさを超えた先に在る。
20250115〜0119 七十二候/雉始雊 きじはじめてなく 鳥が鳴く時は危険を知らせる時、食べ物があることを知らせる時、あるいは恋を伝える時。春が近づいて恋をしてつがいになって子孫を増やそうとする本能が声となる。人間も魂の叫びをことばにして春の発展に向かっていくとき。
20250110〜0114 七十二候/水動泉 しみずあたたかをふくむ 小寒から大寒を経て節分まで極寒が続く。それでも太陽は少しずつ長居し水は温む。寒いからこそ温かくなるものを見出し春に備える。暦や自然は人間の前をゆく。大きな流れにならって前を向く。