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詩集「おかあさん」
今日は麻婆豆腐が美味しく作れて
とても満足している ホシヨミスト グレースあかねです。
レトルトの麻婆豆腐の素を使えば
安定した味に作れるのでしょうけど
ここはこだわりというか・・・
一応 調味料を色々配合して作っています。
この配合によって「いまいち」な時が 多いんですが
今回は 「いけてる!」味の麻婆豆腐が完成しました。
さて 最近本棚を整理しました。
今年に入ってから 毎日30分読書の時間を作っています。
読まない本や もう一度読みたい本
買っただけで 読んだ気持ちになって放置していた本・・・
次に読もうと思っている本や 処分する本をしわけしてみました。
その中に サトウハチロウさんの詩集が ありました。
「おかあさん」というタイトル
3冊組の本です。
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この詩集は先日亡くなった 叔母からのプレゼントだったのです。
私が長男を出産した時に お祝いと一緒に この詩集を
いただいたのです。
この詩集の1冊目の序章にある詩に
「ボクのように
もうすぐ六十になるものでも
おかあさんにとってはこどもです」
とあります。
サトウハチロウさんがこの詩集を出版された頃の年齢は
私の今と同じくらいなんだと思い 同時に 亡き母のことを
思い出したりしています。
おかあさんへの想いがいっぱい詰まった詩集
いただいた時にざっと読んだきり 一度も開くことなく
もう20年以上の月日が過ぎました。
母のことを思い出すと同時に 叔母との思い出も
たくさん思い出されました。
おさないころ 実家に帰ってきては私の遊び相手に
なってくださったり 少し成長してからは一緒に出かけることも
ありました。
偶然私が結婚して 住み始めた街が 叔母の住んでいた家のすぐ近く
だったことから なんどか 家を訪ねました。
ここ数年は近くに住みながらも そんなに頻繁に交流もなく
母の3回忌に会ったのが元気な姿の最後になってしまいました。
そしてこの詩集。
レトロで 挿絵もとてもセンスがあって素敵なのです。
いつ発行されたものなのか?と気になったので
巻末の発行日を見たら 昭和40年2月24日213版 とありました。
私が1歳くらいの時 もう60年も前のことです。
叔母は結局「おかあさん」には ならなかったのだけど
いつか母になる日のために・・・
この詩集を持っていたのかもしれません。
この本について叔母と一緒に語り合うことができたらよかったのに
もっとたくさん会ってお話ししたかった
と 悲しいかな 亡くなってから気づくことばかりです。
背表紙に
ORION BOOKS
「きらめく星・心に灯をともす書」
とあります。
占星術でみると
叔母のネイタルの太陽に私のネイタル木星が重なっていること
月星座の相性が良いことなどなど
一緒にいると 心地いい関係だったことを
思い返しました。
今私の手元にあるこの3冊の詩集に
運命のようなものを感じつつ
再びこの詩集をじっくり読んでみようと思います。
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