アウトリーチ活動
学振申請書なるものを書いたことがある方は、
同時に「アウトリーチ活動」という文字を
打ったことがあるだろうと思います。
でも実際にそのアウトリーチ活動をしたことがある方は
どのくらいいらっしゃるのでしょうか。
この疑問は別に煽りとかそういうものではなく、純粋な疑問です。
大学院生は税金で研究をしている以上、
その研究成果等は広く一般の方に還元したいものです。
そこで実施されているのがアウトリーチ活動。
今回中高生向けのアウトリーチ活動なるものを実施したので、
その活動内容を簡単に紹介しようと思います。
実施内容の概要
対象者:中学生、高校生
実施者:大学院生(博士課程)
場所:弊学
事の発端は博士課程の先輩に
「アウトリーチをやらないか」
と声をかけていただいたところに行きます。
元々指導教員からは「そういうのは経験しておいた方が良い」と
何回か言われていたので、
是々非々と言わんばかりに話に乗りました。
現状、メンバーは5人。加えて特任助手の大先輩方2名。
発表は5人で実施していますが、
大先輩には事務との仲介や助言をいただいています。
ありがたいかぎりです。
大学見学のスケジュールにこじつけた
さて、気になるのはどのように開催したのかということです。
色々と情報を集めましたが、やはり学校に出張して
出前授業のような形式を取るのは壁が多いということが分かりました。
そこで、大学見学に来る中学校・高校を対象にしよう
ということになりました。
スケジュール内に「大学院紹介」というものがあったので、
そこにこじつけることができました。
入試課の方も乗り気で承諾していただいたようで、
胸をなでおろしました。
トーク内容
実際に我々がいただいた時間は30~40分。
基本的に1人司会を務めて、
ほかに2人がそれぞれスピーカーをするということになりました。
おおまかなトーク内容は
大学院とは
部とどう違うか
研究とは何か
研究内容
研究の意義
を中心にしました。
あくまでも大学院という存在や、
勉強とは似て非なる研究という存在を伝えたという具合です。
一般向けの講演はなかなか難しい…
想像通りではありましたが、
一般向けに研究内容を伝えるのは難しいものです。
ましてや相手は中高生。
中学校当時の自分だったら果たして興味を持つだろうか…
そんなことを考えながらスライドづくりに励みました。
残念ながらフィードバックがないので
トーク内容を振り返りにくいのですが、
まだまだ発表の機会はあるので、
毎回アップデートできるように頑張りたいものです。
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