たまの愉しみに鉛筆でも
ふと鉛筆を使おうと思い立ったのがM1の春。
最後に鉛筆を使ったのが当時のセンター試験だった記憶なので、
ゆうに4年は使っていなかったことになります。
それからさらに2年以上たったのですが、
最近では気まぐれで鉛筆も使っています。
昔やっていたゲームを久しぶりにやったら面白くてまたハマった。
そんな感覚に近いと思います。
使っている鉛筆
ファーバーカステル
硬めの芯で、同じ濃度でもやや薄い印象。
HBだとFかHくらい。
シャープペンだったら2Bとかを使いたくなるのですが、
鉛筆だとこのくらいがいいかなという感じです。
カサッカサッという筆記感がとても好みです。
ファーバーカステルは鉛筆のラインナップが豊富なので、
見ていて楽しいですね。
リンクのように6硬度セットがあるというのも面白いと思いました。
1本1本の値段がやや高いので大きめの書店などに出向いて
ばら売りのを買うのが良いと思います。
1本200円くらいです。
でも前述のとおり、結構芯が硬めなので"もち"は良い方だと思います。
ミドリ(現トラベラーズカンパニー)
ミドリのブラスシリーズの鉛筆です。
今ではトラベラーズカンパニーというそうですね。
画像のとおり、まるで鉛筆ホルダーのように
鉛筆を納めることが出来ます。
このホルダー部分が無垢の真鍮です。
実にいいですね。
鉛筆ホルダーのようとは言いましたが、鉛筆ホルダーとは勝手が違うので、
専用の鉛筆じゃないとうまいこと使えないです。
偶然短くなったトンボの鉛筆がフィットしたのでそれを使っています。
真鍮って結構質量密度があるので、
重心が後ろすぎてしまい、書きにくいというのが正直な感想です。
リンクの画像はすごいピカピカしていますね。
経年変化を楽しめるのは真鍮の醍醐味だと思います。
神社の学業成就鉛筆
実家に転がっていた学業成就鉛筆。
案外なめらかで書きやすいです。
センター試験のマークは
この鉛筆を使って埋めていた記憶があります。
そんな思い入れのある1本です。
機会があったら買いに行こうか…
こだわり
正直こだわりというこだわりはないのですが、
鉛筆はBくらいの濃さが良いかなぁというくらいです。
でもせっかくの鉛筆なので
特有のガサガサした筆記感は愉しみたくて、
となるとHBとかに行きついちゃうところはあります。
鉛筆の何が愉しいか
筆記音・筆記感
やっぱり鉛筆ならではの筆記音とか筆記感ってありますよね。
ガサガサした音や感覚、徐々に削れていく芯。
小学校の頃を思い出してしまいます。
利便性ではやはりシャープペンの方に軍配が上がると思っているのですが、たまに使うと悦に入ってしまいます。
芯ホルダー
先ほど少し話に出した鉛筆ホルダー。
これもまた面白いものです。
鉛筆は軸が細いので長時間筆記となると疲れてしまいますが、
それをいい具合に補ってくれるのが鉛筆ホルダーです。
画像のようにして使うのですが、
見てのとおり持ち手にグリップがついています。
ホルダーのおかげで軸が太くなってくれるうえに
グリップのおかげで幾分か滑りにくくなります。
ほかにも鉛筆の向きを逆にしてホルダーに入れることで
鉛筆キャップのような役割も果たしてくれます。
私が使っている鉛筆ホルダーは安価なものですが、
上を見ると値段が張るものもあります。
削る
小学校入学当時電動鉛筆削りなるものを
プレゼントされたのを今でも覚えています。
幼稚園の時は手動の鉛筆削りで、
鉛筆をぐりぐり回しながら削っていたので
ある種の革命を感じました。
ま、電動も便利で良いのですが、
個人的には手動の、ハンドルを回して削るタイプが一番好きです。
ナイフで削るのも一興
とは言ったものの、実は現在は鉛筆削りがないので
ナイフを使っています。
元々我が家はナイフ派が多数だったので、
慣れ親しんではいました。
当時はうまく削れなかったうえ
ザックリと指を切ってしまったので
件の鉛筆削りを使っていました。
それから時がたち、今ではもっぱらナイフです。
やはりどれだけ削りたいか、
木と芯の比率をどうするかという塩梅を調整できるのが良いですね。
私は肥後守を使っています。
肥後守は色々とバリエーションがあるので、
ハマってしまったら集めてしまいそうです。
サポートいただきありがとうございます!