はじめての尿管結石(その9) - 入院2日目・手術後
前回の続き。
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手術が終わり、手術室へ同行した女性看護師が病棟のベッドを持ってくる。数人がかりで手術台からそのベッドに移される。両足は麻酔で痺れていて
自分では動けない。
エレベーターで6階の病室まで戻ると待ち構えたかのように事務の人が病室に入ってきた。無事4日で退院できるか分からないが、退院予定日は日曜日で事務は休みだからだろう。退院証明書と次の外来の予約票を見せながら説明をする。
メガネを預けているので書類が見えてないけどまあいいや。とりあえず理解したから・・・。
血栓予防に両足ふくらはぎには痺れがなくなるまでフットポンプが装着された。
手術の際におしっこの管を付けられ、手には点滴が付けられたままだった。寝返りを打ったりしても問題はないが、下手な体勢を取ると尿道に痛みがあったり、腕にも点滴の痛みが走る。
仕方なく上を向いていたが、長時間同じ体勢でいたらお尻が痺れていることに気づいた。このままずっとこの体勢でいると床ずれみたいになりそうだ。
夜担当の男性看護師に変わり、冷水を水筒に入れて持ってきてくれ、またベッドの背もたれを立ててくれて少し楽になる。脚の感覚が戻ったのでフットポンプも外された。
この日はCSファイナルステージの第3戦。iPhoneのアプリで自宅のテレビに接続して観戦する余裕ができてきたが、ずっとお尻が痛くてかなり苦痛だ。
男性看護師から夜に何度か点滴の交換をするために出入りすること、早朝6時頃に採血に来ると断りがあった。
無事阪神がCSを勝ち上がるのを見届けてから夜10時を過ぎ、部屋の電気が消灯したのでPodcastを聞きながら眠る。
夜間、男性看護師がおしっこの色の確認と点滴の交換に来て何度か来る度に目が覚めたが、そこそこ眠ることができた。
今回はここまで。続きは次回に。