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バルコニアン(23) 黒竹に、ツワブキ

黒竹

久々に竹を買った。私より背の高い黒竹。バルコニーのどこに置くか悩んだが、とりあえず壁際に置いてみた(図1)。

図1 バルコニーの壁際に置いた黒竹。手前にあるのはモミジ。

大きな植木は壁際に。これはひとつの鉄則だ。安定感。そして遠近感の効果でバルコニー(庭)が広く見えるためだ。
もうひとつの理由は風。強い風にさらされる場所は避けなければならない。植木が風で倒れたら大変だ。今回、黒竹を置いた場所は、我が家のバルコニーの中では、風が弱い場所になっている。

石蕗(ツワブキ)

図1の写真では手前にあるモミジが目立つ。しかし、黒竹の足元には石蕗(ツワブキ)をあしらってある(図2)。

図2 黒竹の足元に置いた石蕗。

石蕗は意外にも菊科に属している。それは秋にわかる。なぜなら、清楚な黄色い花をつけるからだ。今から楽しみである。

今回、黒竹のパートナーとして石蕗を選んだ理由は先日の金沢旅行にある。金沢市内にある石川県立美術館を訪れたとき、美術館の周りを散策した。そのとき、石蕗があちこちにあり、元気に育っていた。やや濃いめの緑。そして、斑入りの葉は庭にアクセントを与えてくれる。

今のところ用意できた石蕗は一鉢だけだが、数鉢に増やしたい。石蕗が黒竹を囲むように配置してみたら、面白い風情になるのではないかと期待している。

そんなことを考えていたら、もう日が暮れ、夜の帳(とばり)が降りていた。黒竹も闇の中で一休みだ(図3)。私も一休み。バルコニーのアレンジは、また明日考えることにしよう。

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