1/22放送分【生きるために】
生涯学習の一環で土曜の朝に放送されている「ひょうごラジオカレッジ」の感想とボート競技をからめたエッセイをつづっています。2018年からスタートして4年。noteでも公開することにしました。過去分もアップ中。
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―22/01/28 若干修正しました。
22/01/22 放送分
「大自然海から教えられること」
藤原正美 先生
放送のあった土曜日、久しぶりに出かけたスーパーの鮮魚コーナーに太刀魚が並んでいました。まさに美しい銀色の長い太刀でした。朝の講義で聴いた、海の中の様子が浮かびました。
魚達の生きるための工夫、また、上から釣り糸を垂れてくる人間との駆け引きと格闘の末、今、こうして目の前に並べられている。今までに無い気付きでした。
先生は震災の一週間後、須磨の海岸で小学生から聞いた、「お父さんとお母さんに魚を食べさせてあげたいから」という予想外の釣りの目的を知り「趣味の釣り」ではなく「生きるための釣り」「食べるための釣り」がある事に気付かれ、釣りを通して海や魚から多くのことを学ばれました。
そして、この豊かな海をこども達に残さねばとの活動が現在も続いているとのこと。個人的な趣味の段階を越えて、その活動の中にさらに掘り下げた意義を見出し、社会へ貢献できる活動へと発展させました。
私のボート普及活動においても、そうあるべきとの思いで続けてきました。講座を聴き、これまで以上に他の競技と同じくスポーツの持つ力、ボート競技の持つ力で水域の地元の皆さんにとって「生きるために」元気が出る深い活動に繋げていかなければと思いを新たにさせていただきました。
22/01/27
アストロケン
HAT神戸ボートコース設立実行委員会で活動しています。
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