1/16放送分【日常を大切に】
生涯学習の場として土曜の朝に放送されている「ひょうごラジオカレッジ」を毎週、拝聴しています。
そこで、現在活動している委員会やボート競技をからめた感想を書いて仲間にメールで送っています。2018年からスタートして4年目。noteでも公開することにしました。過去分もちょっとずつアップしていきます。
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21/01/16 放送分
宮定章 先生
災害現場からの実践レポート的な講座でしたが、ボート普及活動のヒントになる「学び」がありました。
1つめは大災害の時に人は大切な物、事を喪失すること。この説明で頭に残ったのは「自尊心」と「役割」の喪失でした。普段の性格でも自尊心の喪失に襲われることがありますが、「役割の喪失」は講座を聞いて改めて意識しました。
ボートにあけくれた青春時代の隙間で「自分探しの旅」をしたことを思い出し、災害の状況下とは全く違う経験ですが、わかる気がしました。
2つ目はイタリアの避難所ではワインが出るというお話です。日常生活を大切にしてこそ復旧復興が進む、という考えがあるそうです。日本だと災害現場は「かわいそうな雰囲気」がなければ募金が集まらない。まして酒がでるなんて、不届きだと思われます。イタリアと日本における一般的な考え方の違いを知りました。
3つ目は「正常性のバイアスが現実への過小評価を生み、そのことで危機を感じず、重篤な状態に突入していく」ということ。この事例はスポーツ活動に於いても経験してきたことです。
以上の「3つの学び」は、それぞれボート普及活動のヒントになるのですが直ぐに実践すべきはイタリアの話です。
意味合いは違うかも入れませんが、ボート普及活動に於いても、イベント当日やそれに向けての前後だけに集中するのではなく、日常の生活の中においてこそボートへの気持ちを大切にする習慣を持とうというヒントです。ここ1,2か月のシーズンオフはボートの現場からは離れていますが、HATでボートの夢実現を日々の中で忘れないことが大切だとの気付きでした。
21/01/22
アストロケン
12/26放送分【映画「スマスイ」に馳せる思い】<前 次>2/6放送分【老いて増々闊達に】
HAT神戸ボートコース設立実行委員会で活動しています。
https://hat-kobe-rowing.jimdofree.com/
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