2/12放送分【コミック・コミュニケーション】
生涯学習の一環で土曜の朝に放送されている「ひょうごラジオカレッジ」の感想とボート競技をからめたエッセイをつづっています(詳細は自己紹介にて)。スタートして4年目。noteでも公開することにしました。過去分も随時アップ中。21年度の目録はこちら。
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22/02/12 放送分
「コミュニケーションの大切さ 楽しさを知る」
原田伸郎 先生
グループ名は「あのねのね」、歌のタイトルは「赤とんぼの唄」や「魚屋の
おっさんの唄」、そして原田氏と清水氏の漫才コンビのようなトーク、全
てコミック的だった——。同じ世代とは知っていましたが、あれから50年
と聞くと驚きがありました。
講座の感想を書き始めて全く違う事を思い出しました。昔、カンフー映画が流行った時、「酔拳」という拳法の映画がありました。ふらふらと酔った動作で近づき、相手の油断を誘い出し、そこを攻めるという技でした。原田氏のコミュニケーション術の極意はそれではないかとの共通点を感じたのです。
それを「コミック・コミュニケーション」と勝手に名付けてみました。100%コミックな雰囲気を発信することで、相手の隠された面を引き出し、そこから深いつながりを創り出していく。この技を自然と身につけられていたので、浮き沈みの激しい芸能界で半世紀を乗り切り、更には大学の特別客員教授にまで招かれる転機を掴まれたのだと思いました。
ボート普及活動にも学べる技だと思いました。
ミッション、ビジョン、見える化、と構えて真正面から発信することも大切です。しかし、時や場所を変えて、大空の下、広い海や川のなかでボートを漕ぐと、面白く楽しい気分になるということを、チョットしたふれあいの中でそれとなく語る「コミック・コミュニケーション」を発信し、共有感を拡げる。そうした技を修得することも必要だと今回学ばせていただきました。
※ コミック・・・comic【形容詞】滑稽な、喜劇の、【名詞】漫画(本)、
【用法】しばしば複数形comicsが使われる(特に「漫画というジャンル」
全般を指す場合)。コメディアン、喜劇俳優
20/02/16
アストロケン
2/5放送分【ようこそフレイルゾーンへ】<前 次>2/19放送分【腎臓さん、これからもよろしく】
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