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11/20放送分【神戸人形の動きから学ぶ】
生涯学習の場として土曜の朝に放送されている「ひょうごラジオカレッジ」を毎週、拝聴しています。
そこで、現在活動している委員会やボート競技をからめた感想を書いて仲間にメールで送っています。2018年からスタートして4年目。noteでも公開することにしました。週1本の最新分と過去分も少しずつアップしていきます。
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21/11/20 放送分
「帰ってきた神戸人形 その謎と魅力」
吉田太郎 先生
今回の講座と「ウズモリ屋」のYouTubeを見て、神戸人形の事と歴史を初めて知りました。また4コマから5コマ程の面白い人形の動きも拝見しました。
毎回のボートの話題になりますが、ボート初心者への最初の指導では艇の上での5コマの連続する動作を教えます。
① 漕ぎ始めのスタート位置
②そこからの前進運動(フォワード)
③水面へオールを入れる(キャッチ)
④水中をこぐ(ロー)
⑤オールを水中から引き上げスタート位置へ(フィニッシュからスタートへ)
指導方法により多少違いますがこれが原則です。たったこの5動作を最大パワーで2,000mを最高速度でこぎきるレースが代表的なボート競技と言えます。
外から見る動作は神戸人形と同じく少ない動作ですが、同じ動作をくりかえすのに必要となる漕手の強靭な筋肉は、毎日の猛烈な訓練があってこそ生み出されます。各漕手の訓練の成果を艇の上で一体化させ、6分弱という一瞬のレースに全てを掛け完全燃焼します。
そして結果を受け入れ互いの健闘を称え合う。ここにボート競技の一つの真髄があったことを改めて学ぶきっかけになりました。神戸人形の中に隠された魅力に、違う視点から触れることができました。
21/11/25
アストロケン
11/13放送分【落語と僧侶の二刀流に学ぶ】 <前 次>11/27 放送分【逆算の管理手法に学ぶ】
HAT神戸ボートコース設立実行委員会で活動しています。
https://hat-kobe-rowing.jimdofree.com/