迷走を始めた原因

結論から書きます。

子供を亡くしました。
死産で。

第二子で前日まで順調に元気にすくすくと育っていた息子はある朝突然、妻の腹痛と共に空に飛び立ってしまいました。

長女は3歳。
家も建て、実家から離れた場所で骨を埋める覚悟を持った矢先の出来事でした。

色んな人に話を聞いてもらい、日常を送れるようにはなってきたものの、悲しい。辛い。

妻はもっと苦しいだろう。
妻は一命を取り留めたものの、大量に出血しICUで一晩を過ごした。

原因は不明。常位胎盤早期剥離という妊婦特有のもの。
リスクが高かったわけでもないし、繰り返すが前日の検診では元気な姿を見せてくれていた。

あまりにも無知で無力であった自分を責め、狂乱状態の妻にも責められ、自分を保つのに精一杯な中でこのままではまずいと考えて行動してを繰り返した結果、全てを見失ってしまった。

自己分析や強みの言語化、転職活動、色んなものに手を出しては、自分を見失っている。

悲しみは誰かや時間が解決してくれるわけでもなさそうだ。
一生背負っていくものなのだろう。
息子は命に替えて私たちに何を問うているのでしょうか？

分かったような気がしたこともあったけれど、今は何もわからない。

ただ、あなたの声が聞きたかった。
笑顔が見たかった。
抱っこしたり、おんぶしたり、キャッチボールもしたかったし、トミカとかプラレールとか集めたかったな。レゴですごいのつくりたかったな。

あなたとの時間はもう帰ってこない。

これは私たち家族一人一人にも言えること。
娘も3歳の大事な時期は一生に一度しかない。
私たち夫婦の唯一の救いは娘だった。

そんなどん底をはっているのが今。
ここからどのように立て直していけるのだろうか。
真っ暗なトンネルはまだまだ続きそうだ。