須田景凪 HALL TOUR 2024 “Artless”
炎炎ノ消防隊EDでいいなーと思ってその後コロナ禍のリモートワークのお供につべでボカロPのセルフカバー聴きあさってやっぱいいな…と思ってライブに行くようになってから3回目参戦のにわかです。
ネタバレというかそもそも楽曲がバルーン時代のが全然追えてないのでまあ印象に残った演出とか発言とかそんなアレソレ。
ステージ上に林立する白い棒と頭上の大きな額縁のような四角、artlessだもんね、と思ってたけどこの額縁は二階席から見ると正直ちょっと映像に被りすぎて邪魔だった…円盤でたらアレが効果的に見える画角からの映像が見れるかな…
林立する棒達は無機質なSF感のある墓標にも、先端が光ると「ここで生きているよ」と主張する建物にも、教会の中の鎮魂のキャンドルにも見えてとても良いなあと思ったけど。
途中のMCで言ってた「瞬間と瞬間を重ねて」という言い回しがこの人の世界っぽくて良いなあ、と思った。こういうのアーティストごとの考えの癖でるよなあ。須田さんのこの言い回し、最後に言った「だから写真を撮りたい」とかにも繋がるけど、一枚絵の連続、って感じが、アニメーションのMVがメインなこの人っぽいと思った。
もう一つ、ステージ面の演出でレーザー光を上から斜めに照射して、光のスクリーンの裏にスモークが流れていく様が見える、ってのが光の青や白と、スモークが相まってリアルな空の映像って感じですごい美しかったな…
「愛及屋鳥(曲名を知らなかったのでセトリ上げてた人のが合ってればこの曲…)」のカラフルな光が演者に落ちているのも美しかったけど。
ライブの光の演出、ギミックが凝っていれば凝っているほど好きだ…
アコースティックパートで急にドラム叩き出したのはビビったけど。いや、鍵盤はよく見るけどドラム叩き出すボーカルは初めて見たので…
最後に新譜のMVをでっかい画面で観た。映画みたいな状況とちょっとB級映画のようなMVがとてもあっていたように思う。ghost popのあたりから実写MV増えたけど今回はフル実写で今後はフル実写のPV増えるのかなーと思うと少し寂しいような気もしたけれど。
アジカンが世代的にドンピシャなのでアーティストとイラストレーターがニコイチしているのが好きなんです…まあスペシャルサンクス的に最後お名前出してメンバー紹介していたけど。
美しい演出と楽しいライブを浴びて大分体内の毒素が出た感がすごい…やっぱライブはコスパがいいな…(個人の感想)