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学芸員 鎌目志万とダ・ヴィンチ・ノート
フラッシュ世代です。
ラーメンズは間に合わなかったけど今日は観られて良かった。
以下ネタバレ。
東京五輪には心底がっかりしてもうちゃんと見ることは無いかもなあと思っていたので初日チケットが取れたのが奇跡のように嬉しかった。
建設会社の文化事業で運営されている美術館とそのスタッフたちの話。
ラーメンズのノリが大人数で展開されていくのが楽しい。最小限のセットとマイムで色んなものが見えてくるタイプの演劇。
主演の鈴木拡樹さん、刀剣乱舞の舞台の時にとんでもない三日月宗近がいるって散々騒がれてた方ですよね…?(偏った知識)本当に凄いな、と思った。マイムがめちゃくちゃ上手いのと、最後のお辞儀がすごく美しかった。
2階席で細かなものは気づけなかっただろうけれどそれでも凄いと思った。
リサ役の役者さんがめちゃくちゃ声が通るな…と思ったけど声優さんなのか。どおりで…いやめちゃくちゃ聞き取りやすいし通るしで助かった…
というかまあ当然なのかもしれないけれど皆さんのレベルがすごい高い…のがめちゃくちゃわかるやつ…
マイムもその場で作るダヴィンチの橋も日替わりっぽいアドリブパートもスルスルと進んでいく。いや流石にダヴィンチの橋渡り切った後はマジ喜びっぽかったけど。あれは凄かった。そりゃ盛り上がる。
不採算部門がアイデアとバズで立て直す中々どっかで聞いたことある実話みたいな話と絵図を書いた人間のその瞬間の思考が読み取れるファンタジー能力の話の塩梅が愉快でなんだかずっと笑っていた。
このちょっとファンタジーな具合がラーメンズっぽいーと嬉しくなる。言葉遊びが多いのもパーテーションやシンプルな額を使ったマイムが楽しいのもいいなあと思った。
ラーメンズのコントのあのちょっと異質な感じと動きの楽しさが好きなので。
最初にあらすじネタバレがあったのでそこに集中できたのかもしれない。とりあえず大枠はわかっているので安心して「楽しい」に乗っかっていられるというか。
前回のはまるでチケットが取れなかったしこれもギリギリなチケットだったけれども(土日じゃ多分取れなかっただろうな…)、こんなに期待以上がお出しされるならそうなるよなあ。
楽しかったので円盤買いたいし買ったパンフレット読むのも楽しみだ。