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インプット→アウトプット→フィードバックのサイクルで気づいたこと

数ヶ月前にGoPro9を購入したことをきっかけに、GoPro旅という
新たな趣味が生まれつつある。
いままでスマホ内蔵カメラ以外ろくに触ったことがなく、
初めて純粋なカメラ(とは言ってもアクションカメラ)を手にしたのだが、設定を変えることですぐさま映像に変化が生まれるのが面白い。
インプット(設定)→アウトプット(撮影)→フィードバック
(思い通りか)のサイクルが一瞬にして回せるのだ。

カメラを触っていて思ったのだが、テレビゲームもまったく同じだ。
インプット(コントローラー)→アウトプット(キャラの動き)→
フィードバック(思い通りか)が一瞬で起きるため、あそこまで熱中する
ことができる。

しかし、SNSや言ってしまえばnoteといった自己の情報発信は
どうだろうか。
自分は面白さをほぼ見出すことができない。
なぜならそれは、カメラやゲームは「アウトプットを行うのが自分以外」
なのに対して、発信はアウトプットも「自分」だからである。

どういうことかと言うと、例えば自分以外がアウトプットをするのであれば、自分はそれに対して自然なフィードバックを返すことができる。

それに対して自己発信は、インプットもアウトプットも自分である。
そうなるとフィードバックをするのは自ずと自分以外の他人になって
しまう。(そうでないと完全な自己満足の図になるため)
どんなに自分で満足した創作ができても、反応が返ってこないことには
フィードバックが永遠に生まれないのである。
だからこんなにもモチベーションを保ったまま継続することが難しいのだ。

旅の場合はインプット(情報収集)もアウトプット(目的地に向かう)のも自分だがフィードバックは他者ではなく、そこで観た景色や得た経験が
与えてくれる。そのため一人でも楽しさを感じることができる。

外食(グルメ)も同じでインプット(メニュー)とアウトプット(注文)が自分でも、フィードバックは出てくる料理だ。

なので現実・ネットにかかわらず、他者から意見をもらえることが極端に
少ない自分が楽しさを見出すことができるのは、一人でもこのサイクルを
回すことのできる趣味なのだなぁと悟った、というお話。 


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