星2.0 #yuji
星にまつわる叡智は
[あなたがあなたらしく輝くためにある]
はじめに
人はなぜ生きるのか?
また、この世とはいったい何のためにあるのだろうか?
そして、この世の仕組みとは?
人の世界にはたくさんの本、映像作品、学術書、絵画等、コンテンツが溢れていますが、(人はなぜ生きるのか)といった根源的な問いに答えてくれるものはそれほど多くはありません。
物語を通して人の世の憂い.儚さを伝える小説。
短い言葉で人の世の理(ことわり)を端的に示す詩や
金言といったもの。
断片的にそれらを表しているものはありますが、体系的に、人とは?人の世とは?という核心まで迫った指南書.ガイドのようなものはほとんど存在していないのではないでしょうか。
人はなぜ生きるのか。
これはおそらく多くの人が考えたり、悩んだりする一大テーマのはず。
人類がその内に抱える永久不変の問いではないでしょうか。
古今東西、このことをテーマに多くの叙事詩が書かれ、物語が生まれ、名作劇が演じられ、また、
哲学や思想も生まれました。
[人とは?]
[己とは?]
人はその一生をかけてこの命題に自問自答し続けます。
その答えはもちろん一様ではなく、その答え・仮説は各人が描く人生の軌跡や経験値、視点によって全く違うもののはずです。
それでも人は、そして、その魂は輪廻転生を何度も何度も繰り返し、それぞれのペースで人生の歩みと魂の深化を進め、いつかきっと真理なるものや自分だけの理・自分論にたどり着くのでしょう。
ただ、神話で語られるように人なる存在が「神の不完全なるコピー」だとするならば、その素性はきっと強きものであり、また同時に弱きものでもあると言えます。
それゆえ、道の途中で心が折れそうになったり、また、壁にぶちあたり、どうしても行き詰まることもあるでしょう。
それを見越してか、偉大な先人、賢者たる私たちの祖先たちは、我々に「自分を見つけるためのヒント」「真我(しんが)を生きるためのヒント」を色々な手法で遺してくれました。
その一つが今、あなたがその扉を開けようとしている世界、星の世界・占星術です。
星を使って私たちが輝く術を知る。
その一節をみるだけでロマンがかき立てられ、なんとも不思議な、それでいて心地よい高揚感に包まれようです。
はるか昔、船乗りたちは、北極星や夜空の星たちを使って自分の位置を確認したと言います。
今を生きる私たちは、自分の座標を知るために夜空を見上げ、星を見る必要はありません。
現代ではGPSもありますし、磁石もあるのでわざわざ北極星を頼る必要はないでしょう。
ただ、現代は技術革新が進んだ代わりに、自分の内なるコアを見つける術や己の道を見つけるセンスや嗅覚といったものを失っていった時代、人々は夜空を見上げて自分たちの居場所を確認し、己の航路を見つけていました。
外側の進化が進んだ今は、逆に自分たちの魂の居場所をしっかりと見つけるため、またそれとは違う星を用いる必要があります。そして、それこそが先人たちが遺した星と戯れる方法、星と対話するための星読み・占星術です。
はるか古代に私たちの先人たちが空を見上げ、星に問うていたように、私たちは己のホロスコープを見て、そこにある星を見つめて自分の「立ち位置と在り方」を知るのです。
古代から現代まで、私たちは常に星によって助けられ、自分たちの座標・真我を思い出してきました。
時に北極星なる北を示すガイドとして、またある時には占星術の盤上でメタフィジカルな運命のガイドとして、時代によりその姿や在り方は変わりますが、星は常に私たち人類と共に在ります。
そしてそれはきっと今後も変わらないでしょう。
いつの時代も我々は星に導かれ、星のように輝いていくのです。
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