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ふわちゃまる
2024年4月21日 16:55
こんにちは。ふわちゃまるです。今日は『天官賜福』 第四十章と第四十一章のお話をしたいと思います。この章では仙楽国の滅亡と謝憐の武神としての力が削がれていくことが描かれています。正直、涙なくして読めなかった…結局のところ、謝憐は人の悪意に慄いて力を失った気がします。人面疫が蔓延し、人々の恐怖や怒りがすべて謝憐に向かったことで初めて人の怖さを知った。人の心は表裏一体だからね、謝憐は善の部分し
2024年4月6日 14:48
こんにちは。ふわちゃまるです。アニメ『天官賜福 貮』が終了しましたね。その後は小説で知ることができるのでお話したいと思います。アニメでは謝憐が青鬼戚容に剣を振り下ろすか…?!という場面でエンディングになりましたが、小説では第二巻 太子悦神という新しい章に突入します。今日は第二十六章から第二十八章のお話をしたいと思います。時は八百年前、主人公の謝憐が飛昇する一年前のことが書かれています。仙
2024年4月6日 14:52
こんにちは。ふわちゃまるです。今日は『天官賜福』二巻 第三十九章のお話をしたいと思います。温柔郷事件から数か月後、仙楽国はほんの少しだけ平安が訪れて謝憐も散歩をするくらいの日でした。でもね、これは嵐の前の静けさ…皇城内で人面疫が発生したのです。人面疫はアニメでも何度も触れていた仙楽国を滅亡に導いた疫病で、顔や体に人の顔のような腫物ができる呪詛です。小説の描写は凄惨でこれまたホラー映画並
2024年4月6日 14:51
こんにちは。ふわちゃまるです。今日は『天官賜福』二巻 第三十七章から第三十八章のお話をしたいと思います。内戦で初めて殺人を犯したその夜、謝憐は茫然とする中で反乱軍にあの戚容が捕らわれたことを知ります。戚容救出に一人で向かった先で、謝憐は反乱軍の長、郎英と一騎打ちとなりました。この郎英、底知れない恐ろしさを感じさせます。神としてお前は何をしたのか、彼が謝憐にぶつける言葉はまるで毒牙のよう
2024年4月6日 14:50
こんにちは。ふわちゃまるです。今日は『天官賜福』二巻 第三十四章から第三十六章のお話をしたいと思います。ついに仙楽国で内戦が勃発しました。干ばつに見舞われた永安地域の人々が皇宮の周りに押しかけ、街は一気に混乱に見舞われます。この状況を見過ごせない謝憐は人界に戻ることを決意。どんな罰でも受け入れる、命が続く限り最後までもがき続けると凄まじい覚悟でした。ここを読んだとき、彼の気高さに身震い
2024年4月6日 14:49
こんにちは。ふわちゃまるです。今日は『天官賜福』二巻 第二十九章から第三十三章のお話をしたいと思います。十七歳で飛昇し、神官となった謝憐の三年後が書かれています。ある日、太子廟を訪れた男の発言で、謝憐は仙楽国の永安という地域が干ばつに見舞われていることを知りました。神が世俗に関わることは禁じられているけれど、自国の民が苦しんでいることを放っておけず謝憐は何とかしようと奔走します。そんな