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【Twitter隠れ仕様分析】ツイートごとのシャドウバン、共通ミュートワード機能の有無を検証①

イーロンマスクに買収されたTwitterですが、12/23付近のアップデートで、分析用に見ることができた「自分のツイートのインプレッション数」を他人も見ることができるようになりました。

もともと自身のツイートならばインプレッション数を見ることはできていたので、プラットフォーム側がその数値を外部公開しただけということになります。

▼その効果の一例

インプレッション公開の経緯

本来は自分のツイートにある「ツイートアクティビティ(アナリティクス)を表示する」を押さないと見えないものでした。そのため、自分のツイートのみなら2017年あたりから見ることができていた、ということです。

ですが、イーロンいわくTwitterをプロモーションとして利用したい方向があるため、インプレッション数も今後広告KPI指標として重要視したいという意向があるのでしょう。その話は今回は横に置いておきます。

但し違和感が。

ただどうも、このインプレッションの伸びが激しく低いツイートがあることに12/25付近に気づきました。クリスマスに何やってるんだか

一例をあげます。

記事執筆時点(2022/12/25 16:00付近)でのインプレッション数は、、、!

ばばん!

1件の表示 5件のリツイート 1件の引用ツイート 12件のいいね

いいねが「12」ついてるのにインプレッション「1」のわけないだろ!w

って思いましたが、以下画像を見てください。
「ツイートアナリティクス」を見たらちゃんと487インプレッションとなっていました。これが本来の表示でしょう。

他ツイートのインプレッションはこの487表示と同値であることが多い


以上の現象から推察を進めます。

【事実を整える】仮説を立てて考察

憶測①シャドウバンのようにインプレッションが低くなるユーザを制御している? →おそらく違う

と思ったものの、他のツイートはインプレッションとほぼ同値のツイートもありました。またイーロンはTwitterファイルで「シャドウバンは辞めさせた」と明言しています。


憶測②シャドウバンではないが、ツイートごとにインプレッションに差をつけている →おそらく正解

これはあり得そうです。
なぜこんなことしているのだろうか?憶測を続けます。


憶測③個人ごとのミュートワード機能があるように、全体ミュートワード機能がある? →微妙にあってる

個人アカウントの設定で、ミュートワード設定がありますよね。私も「暇アノン」を設定しているため、タイムラインが一時期綺麗になりました。
いま思えば私も暇アノン発言ユーザーをブロックすればよかったのか?


憶測④プラットフォームの健全性のために、AI判断にてインプレッションを下げている →おそらく正解/検証続行

Twitterというプラットフォームの健全性を維持するために、攻撃的な単語が多数あるほど、AI判断でインプレッションを意図的に低いように見せているのではないか?と考察しました。

例えば、Yahooのリアルタイム検索では、ツイートのポジティブ/ネガティブ分析の検索ができます。面白いのでやってみてください。

Yahooにアクセスして検索するだけですが、PCでないと見れないはずです。

▼画像の右端です。

Yahooリアルタイム検索で「Colabo」と検索


2014年から始まっていたサービスでネガポジ検索機能というらしいですね。Yahooリアルタイム検索は期間が固定で決められているので、自分がやりたいようなプロモーション分析には使えません。
GoogleAPIでも日本語を自然分析するツールが提供されていたりします。面白いのですが一定数以上の分析は有償なんですよね。残念。

参考リンク→Googleプラットフォーム - 自然言語処理とは


本題に戻りましょう。再度以下のツイートを自然言語処理のロジックを思い出して考えてみます。

やはり、「罰則」「内部通報」「利益相反」といったワードがセンシティブに該当しているようですね。

続いてこちらも。

「人権侵害」「言論封殺」「悪用」「暴露」などセンシティブ単語乱発でインプレッション表示は実際の1/1000ほどになるようです。

結論

同一ツリーのこのインプレッションは減衰していないので、言葉遣いに注意すればよいということになります。


今後も検証続けます。

【後日追記12/26】
数時間後に確認してみると1/1000のインプレッション数ではなく正常な数値が表示されているように見えました。
AI判断の確認タイミングに遅延が発生するような仕組みなのかもしれません。後日調査し報告するかもしれません。

もし私の文章に共感できたとき、気が向いたらポイッとしてくだされば、次回作の推敲のモチベーションになります。 誰だって他人に評価されることは嬉しいものです!ありがとうございます。 ですが無理/無茶はしないで下さいね!