見出し画像

セイファート神はどこにいる?(個人的TOE考察)

※これは私がメモ帳でまとめ、ふせったーに載せていた考察から加筆して載せたものです。散文ゆえに読みづらいかもしれませんがご了承ください。
※考察という性質上、エターニア本編や関連作品およびザレイズのネタバレに触れています。
※あくまでこれは個人の解釈ですので公式の答えではありません。

◇はじめに

・ネレイドと違ってセイファートは直接姿を現さない→姿を見せたら不都合だから?
・レイスは死後にどうなったのか? ドラマCD曰く、インフェリアの死生観ではセイファートに召されるらしい。

◇原作ラストの謎の声について

・「彼らにならできる、私たちはただ見届けることにしよう。彼らの作り出す未来……」
・この声はレイスと同じ声をしており、「私たち」がなにを指すのか不明。
・「私たち」が二柱の神を指すと考えられるが、公式後日談を見る限りネレイドは静かに見届ける気皆無。

・セイファート神とセイファートの使者の両者である可能性も考えられる?
・使者が意識集合体なら、セイファート神自体も意識集合体と仮定すればそれゆえの「私たち」?
・セイファート神と使者とレイス、これら全て(三位一体)とも考えられるのか?

◇セイファートの使者について

・攻略本曰く、エターニアに存在する意識の集合体らしい。
・テイルズオブ大辞典曰く、使者がレイス似だったのはリッドの認識が関係あるらしい。
・ドラマCDのレイスの前に現れた使者曰く、本来なら声も姿も持たない存在。
・だが、同じくドラマCDでリッドの前に現れた使者は彼から声に触れられたが否定することはなかった。

・最後の試練での「大切な人を守れ」が印象的だが、もう一つ「なすべきをなすのだ……(略)それが……セイファートに背いてもだ」というセリフも気になる。
・この場合のなすべきをなすは大切な人を守ることである。
・セイファートを絶対的な存在のメタファーとしても解釈するなら、レイスは絶対的な存在であった両親に背いてまでリッドたちを守った。
・神の命令は絶対であろう御使いがわざわざ自身の主に背くことを推奨するような言葉を発するのか?

◇時の向こうから来たおじさんについて

・ドラマCDにおいて幼少期のレイスが出会った謎の人物。大人となったレイスと同じ声をしている。
・ラストにも登場するがその前がパーティメンバーのその後が語られていたので正体はおそらく未来のレイス。ゆえに死後と仮定する。

・原作の十物語のスキットでリッドが幼少期の自分と出会ったエピソードがある。
・極光壁は時空の地平線を作り出す技→真の極光術は時空に干渉する能力がある?
・時のむこうおじさんが死後のレイス=使者であるなら、なんらかの形で変異した可能性がある。

◇ザレイズ4部16章について

・原作において極光術の素質を持つ者が他者と繋がる場面は最後の試練でシゼルがネレイドとシンクロした場面が存在する。
・ネレイドがシゼルの感情を感知して接触した→明確に発信したのはネレイドの方。
・これを件の状況のリッドとレイスにおきかえるとリッドがシゼルの立場でレイスがネレイドの立場と仮定可能。

・当時、レイスの状態は贄の紋章により燃やされ魂が精神世界にいたような状態→死にかけていたor精神体の状態?
・普段の状態でシンクロすることが不可能であるなら、レイスが死に瀕していたおよび精神体であることが関係ある?
・鏡映点は未来の可能性も含まれることから、レイスが死後に使者となったと仮定すればザレイズの彼はその因子を持つ可能性がある。
・レイスが精神体になったことで生きた状態よりも使者やセイファート神に近い存在となっていた?
・なお、神の転生体だからと贄の紋章に対抗出来るわけではないのはイノセンス組で実証組なのでレイスが神の因子を持っていても問題ない。

・余談になるがザレイズにおいてはレイスの参戦イベントや夏祭りイベントで使者をオマージュした部分が存在する。
・レイスを象徴する技である爪竜斬光剣の秘技は使者の去り際を思わせる金色の羽根が舞う。他にも翼や翔などの文字が入った技が多い。
・原作から長い時間が経ってからのこれらの要素がミスリードではなければ、おそらく使者の正体がレイスである可能性は低くない。

◇結論?

・レイスが死後にセイファートの使者となったのはほぼ確実と考えても良い?
・ただ、使者が生前のレイスそのものとは限らず、意識集合体と仮定するなら精霊マーテルに近い状態かもしれない。

・本来セイファートの使者は姿や声や個を持たない存在なら、リッドの前に現れた彼は個を持ちつつある存在なのかもしれない。
・使者が個を持つに至る要因としては使者の中にあるレイスの意識だけでなくリッド側の認識も関係している?
・その結果、時間は掛かるかもしれないが一つの意識の元に意思の統一がされ個となった存在が時の向こうおじさんの正体か?

・それだけレイスの意識(魂)が強かったと言えるかもしれないし、彼がリッドたちを思う心も強かったと思われる。
・レイスが一般使者から独立した存在と化しても、今まで通りの姿と声と個を持たない一般使者も存在し続けると思う。

◇セイファート神の行方

・まず、レイスがセイファート神の転生体と仮定すれば、インフェリアンにしては淡い髪色や人外じみたスペックにも説明は付く。
・だが、その場合はシゼル(ネレイド)と対峙した場合にセイファートの生まれ変わりだとバレないとおかしいかもしれない?

・真の極光術は神の力であり創造も破壊も可能とするなら、時の向こうおじさん=創世前のセイファート神とも考えられる?
・レイス(人間)→使者→セイファート神になったと仮定してみる。創世前の時代に行く前に人間だった頃の自分に会いに行った?
・レイスが最終的に見つけた答えというのは後にセイファートの教えとなったのかもしれない。

・原作ラストの謎の声が「私たち」と言っているのも、今のセイファート神と後に神となる使者(死後のレイス)が同一存在だからか?
・セイファート神が超越存在の割に人間に友好的で信じているのも元は人間だったから?
・元がレイスであるならばセイファート神がリッドたちの前に直接現れたら不都合であるのも合点がゆく。
・まだセイファート神になる前の存在がレイスなら、ネレイドと対面しても特別な反応がないのもまあ分かる?(せいぜい他人の空似扱い)

・エターニア世界においては大晶霊のような人間を超えた存在でも他テイルズの精霊と比べると人間臭いので神が人間臭くても問題ない。
・ドラマCDであったレイスの最初の試練が邪教にすがった貧しい少女なのも騎士として後の神として守るべき存在を知るべきだったから?
・セイファート神は創造神かもしれないけど、人間と変わらず不完全な存在であるとも言えるかもしれない。

◇最後に

・なんか、タイムリープネタと化したし、最初に創世した1周目のセイファート神がどうなのか分かんなくなったがこれはまた別の話。
・無論、人間の頃のレイスは自分が信ずる神が遠い未来の自分自身であるとは全く知らない。
・まだ穴があるだろうし、リッド終決イベント辺りでトドメが刺される可能性があるけど、今のところはまあこんなもので。
・レイスがセイファート神になると仮定すると、壺と味覚音痴と花でレジェンディアのグー姉さんとの共通点にも納得が出来るかもね。

◇追記 さらに気になることや別解釈

・ドラマCDの星蛍の歌はレイスと重ねている? 「ほ、ほ、蛍よ、星蛍 空から落ちたか寂しいか 星の河見てなに思う?」
 空から落ちた→彼の孤独を表すのか、彼の大元が天の存在で人の身に堕ちたことを示すのか? 星の河→セイファートの暗喩?

・シゼル(ネレイド)と対峙した際にバレないとおかしくね?ということで保留した転生者説だが、逆にそこをクリア出来れば可能性はある。
 使者のシステムはおそらく神本体がいなくても機能するかもしれない。レイスの最初の試練は神としての至らなさも突きつけていた?

・ザレイズの浴衣衣装にはセイファートマークの飾りがついた腕輪をしている。同作品において他のEキャラの衣装に同意匠の飾りはない。
 (パラレル設定の作品であれば、キールの衣装にセイファートマークの意匠が施されたものが存在する)

◇2022.11.14追記 

うーむ……まさに永遠。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?