全員トップクラス M-1グランプリ敗者復活戦【感想】
M-1敗者復活戦の感想を書き殴りします！
予想
A ダンビラムーチョ
B 家族チャーハン
C インディアンス
→復活 インディアンス
以前観た準々決勝、準決勝のレポや感想noteを見る限り。
インディアンスは準々決勝と同じネタなら、斬新な視点が審査員にハマるかもしれない？
願望
A 金魚番長
B ナイチンゲールダンス
C スタミナパン
→復活 スタミナパン
「なんだこいつ！」となりそうだし、去年のネタが盛り上がってたから！
あと2組は生で観てるので応援！
Aブロック
十九人
「おばあちゃん」という言い方だけでもう面白かった。
イントネーションだけで笑っちゃう！
めっちゃ声でかかったな。大きく響いてしまう会場の最適解では？
今夜も星が綺麗
準々決勝でそこまで…だったけど、あれは東京の重かった空気のせいだと気づいた。1日目東京の準々決勝、配信で見てると笑いの量が少なかったんだよね。
どんどん事態が収拾付かなくなって酷くなっていくのに引き込まれた感じ。三福さんの渋い声がドラマをより人間味あるものに変えてて、ドキドキして楽しんでた。
直前の十九人との温度差にも笑う。次も温度差酷いけどｗ
フースーヤ
盛り上がる重ねボケを変えて二重に重ねてた点が刺さってた。まさかコントのオチにも使ってくるとは。現地絶対盛り上がってそうで羨ましい！
けどフースーヤ知ってる人なら、両方のボケを過去のYouTubeで知ってるんじゃないか？と思った。ネタバレが難しそうだ。
ドンデコルテ
銀次さんの理論的なのに全然できてないというギャップが、めちゃくちゃ人間臭くて面白い。
3回戦・準々決勝と見てたので新鮮味はなかったけど、何度理論を唱えても結局できてないのには笑っちゃったw
ダンビラムーチョ
顔芸と天丼と歌と…。ベタをこれでもかと詰め込んでいた。子供の頃に見てたら絶対好きになってた。
歌を歌うところが「くるか…くるか…」の前フリになっていて、去年より歌ネタの方向性を変えてきたと思う。
金魚番長
「そこで言い合う？」って思って、一度見たことあってもめっちゃ笑った。
誰もが知っている英語の歌だけど、そこから派生した言い合いは2人じゃないとできないよね。
「つまさきだーーーー！！！！」でつまさきぶつけたX JAPANってどんな話の繋げ方なんだw
接戦を制してるし来年注目株かも。
カベポスター
準々決勝・準決勝で披露していたネタと異なり、以前のような伏線回収ネタに戻してた。ごまだれも面白かったよ
伏線回収は見事なんだけど、伏線張ってるのが分かりやすい気がする。
でも絵本1つ1つが、期待を雑に裏切る転結なのはめっちゃ笑ったw
結果
Aブロック結果は…
ダンビラムーチョに暖かく送り出された金魚番長！
永見さんが観客に対して怒り出してたw
今回は残念だったけど、去年のエバース枠となるか、ナイチンゲールダンスのように散るか…。
Bブロック
カラタチ
オタク的には共感する話題だった。古き良き2ch民みたいな。
一般人から見たオタクの気持ち悪さをうまく取り去りつつ、気持ちのいい気持ち悪さ？になっていたと思う。何を言っているのかわからなくなってきたけど。
途中ツッコミの大山さんがボケに回ってたけど、自然だったなぁ。
テレビに出て、推しに愛を伝えただけで勝ちなのずるすぎる。
ナイチンゲールダンス
所々ボケを変えていたね。流石のボケの引き出し。
再生バーとか裁縫ドラゴンとか、僕らの世代に刺さりまくりw
笑いの量は安定して高いのに、なんで勝てないんだろうね。
若者寄りである点、ボケ数多い漫才コントが強豪と競合する点、歌う時はあまりウケない点が厳しかったのかな…。
滝音
ワードの意外性が光ってるんだけど、「言わせるため」感？
予想できる言葉がいくつかあるのがなぁ。それも込みなのかな？
僕が今回はハマらなかっただけかも。
次が耳に残るマユリカでなければ比較されなかったと思う。
ただ、ネタの感じがパーティーパーティーと被ってるのが来年の不安点。
マユリカ
どっかで見たことある気がする。去年の準決勝だっけ？
品の無いワードすべてが破壊力高くて、敗者復活の会場にハマってた。
あれだけ品の無いワードを列挙しておいて、最後に「品」の一言だけで大爆笑させてるのすごい。
家族チャーハン
掴み分かりやすい、構成が丁寧、爆発ポイントもきちんとある。2021のロングコートダディみたいなワードネタかと思いきや、所々インターネットスラング的な小ネタが挟まってた。「結成1年」なのに「上手い」という印象も相まって衝撃。
最後準々決勝で見た時はカットされてたけど、見た目を活かした反社ネタだったか。そこだけ萎えちゃったと思ってる。
男性ブランコ
男ブラワールド全開で発想力がずば抜けていた。理性が弱すぎる。浦井さん、見た目は理性っぽいのに「性」をやるっていうギャップも、平井さんに対して静かに感情深く怒るのも最高。
ただ題材が抽象的だったことが、ちょっと入って来にくかったというか。
2回目のくだりでシステムを知ったので、もう一度見たら初めからめっちゃ笑えるはず。
豪快キャプテン
テンポがイマイチ乗れなかった。間なのかな？
ワードというよりその場の素の声だから、カチッとはまらないと敗者復活で盛り上げるのが難しいのかねぇ。
審査員全員が満場一致でアドバイスしてたけど、手痛い反撃を喰らってもっと酷い目に遭ってほしいのは同感！
結果
Bブロック勝ち上がりは連勝のマユリカ。
シシガシラと同じく、インパクトで連勝したことが評価はされそう。まさか大接戦になるとは。
Cブロック
シシガシラ
敗者復活戦でいいネタやってくれるのに準決勝はなんで勝てないんだ…。
脇田さんのハゲもサラッと混ぜつつ、逆に浜中さんを主体にしたドラマチックな傑作漫才。
ハゲいじりは「ですよねー！」と思わせる伝家の宝刀らしい笑いに持ってきたからこそ、大きな笑いに繋がっていた。1番手でさえなければ…。
豆鉄砲
ソウドリで見たね。
見せ算のように1人がヤバい論を言っていくスタイルは、掛け合いというより独壇場だから「ふーん、そうなのか」という感心で終わりやすくて、僕にとっては笑いにくいな…。
準々決勝・準決勝でやってたネタも見たかったけど、温存したのかな？
オズワルド
構成は巧みで伏線回収もうまいけど、2021準優勝の壁が高くそびえ立つ。どうしても「もっともっと！」と期待が上がってしまう。
伊藤さんがお母さんのカレーが食べたい！と言うのに対して、畠中さんの「お母さんに料理をさせてる」って発想がもう恐怖。
スタミナパン
僕はこのネタに恋をしている。それくらいツボw
2023の3回戦ネタだけど、「全否定」の感じが強まっていた。
トシダさんのツッコミの否定の強さと、麻婆さんの「否定されて当然」なだけど清々しい無視＋ボケの応酬は思わず吹き出してしまった。
もし準決勝で同じフォーマット、違う題材なら来年決勝行くんじゃないか？
「YouTuber」の否定するけど有名になったから応援せざるを得ない変わり種のネタもいけるならある。
カメラに映る審査員の評判も満場一致で良さそうだったし、最後まで残れてれば復活あったかもね。ここも順番が惜しい…。
例えば炎
タイムオーバーかい！流石の舐めっぷり。
タキノさんがボソボソ呟いてる言葉が「滑り芸」っぽくて、みんなが笑ってないときに吹いてしまうことが多かった。
これは滑り芸で狙ってやってたのか、本当にスベッてるのかわからない。
最後のオチを言い直してたのを見るにマジでスベッてそう。
インディアンス
基本田淵さんがボケまくりではあるけど、3年前のまかない丼のような雑多な感じとは違い、天丼気味で「しつこいな！」ってツッコミたくなる感じ。
ウルトラマン何回やるねんw
僕は3回目くらいには笑いが薄まってしまった。
でも題材は斬新な視点なので審査員評価はかなり高くなるネタだと思う。
ひつじねいり
松村さんのたこやきの顔芸で一気に笑ったw
聞いてて心地いい掛け合いなんだよなぁ。
最後に歓声が上がりそうな感じがM-1らしい。
結果
Cブロック勝ち上がりはインディアンス。
ひつじねいりと接戦で、どっちが行ってもおかしくなかった。
接戦は敗者復活戦のこれからの醍醐味になるかもね。
最終審査
1 マユリカ 2票→3票
2 インディアンス 2票→2票
3 金魚番長 1票
4組目にして爆発し印象に残ったがゆえに、最後まで生き残った点が本番でも台風の目になるんじゃないか？と評価されている予想。
インディアンスは意外性で勝負してたものの、惜しくも金魚番長に入れた審査員から選ばれなかったのかな。残念。
でも本番の敗者復活組の出順が期待度TOP3の後という最悪の出順だったからなぁ。誰が復活しても爪痕残せずボロ負けだった気がする。
できれば最後あたりの出順が良かったと思うけど、こればっかりはしょうがない！
それにしても、ほとんどの組がボケを変えたりネタを変えてきたのが印象深い。昨年のシシガシラで敗者復活戦の戦い方を「分かってきた」のかもしれん！