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これからの働き方を考えよう。

バイオリズムで導く、あなたの夢先案内人。
アソシエ 山本乃梨子です。会社員との複業中です。
溝口式分析学で、性格・潜在能力・能力適性だけでなく、行動の最適なタイミングをアドバイスし、あなたのなりたい姿の実現に向けてのガイドをいたします。
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緊急事態宣言が発令されてから、早いもので約20日経ちました。
私は会社からノートPCを貸与され、ずっと自宅に籠り、テレワークをしています。
業務的に、基幹システムにアクセスできるノートPCと通信環境があれば、私は仕事ができるのですが、ふと今後の自分の働き方について考える機会があったので、アウトプットしてみることにしました。


在宅勤務が導入された当初の話

私が所属している部署は、営業部門なのですが、その中でも私の担当は、予算編成や計数担当ということもあり、前述の通り、会社の基幹システムにアクセスできるノートPCとネットワーク回線があれば、仕事は出来ます。
しかし2020年度中は、持ち帰ることができるノートPCが部門に1台しかなかったため、持ち帰りの予定を記入するファイルを作って、在宅する日をあらかじめ「予約」することで、交代で在宅勤務をすることになっていました。
とはいえ、実際は担当業務内容によっては、在宅勤務が難しい人がいたり、特に在宅勤務についての意識が希薄な人がいたりして、緊急事態宣言前に、在宅勤務を積極的に行なっていたのは、私だけだったような気がします。
私は、自部門の中でDX担当だったこともあり、大体2週間に1回程度、在宅勤務をしていました。
在宅勤務をしたいと思っていながら、なかなか出来ない同僚がいるのも知っていたので、「私ばかり在宅勤務をして、申し訳ないなあ」という気持ちでいましたが、会社で業務をするより、在宅勤務の方が業務効率が上がるだろうという上司判断もあり、率先して在宅勤務に取り組むよう、指示がありました。

そんな中、2021年度になるタイミングで大規模な人事異動があり、ポスト(役職)が大幅に減少したり、自部門からかなりの人数が転出し、転入者が少なかったこともあって、ノートPCに余剰が出来ました。
そこで、今回の緊急事態宣言で休業と決まった時に、私にもノートPCが貸与されました。

在宅勤務になって実際に起こったこと

2021年4月25日(日)から、緊急事態宣言が発令され、自部門は休業となりました。
休業と決まってから、新たに勤務表が組み直され、休日と在宅勤務日、特別勤務日が割り当てられました。
特別勤務日というのは、いわゆる自宅待機なのですが、業務をしてはならないと、会社から定められています。
さて、実際に始まってみると、困ったことが頻発しました。
それは、上司から「急ぎの仕事」が頻繁に飛んで来たことです。
この「上司」は、上司Aー上司Bー私という組織での上司Aです。
事の始まりは、上司Aが関わっているプロジェクトで出された課題に対して、私にも回答案を出して欲しいという依頼でした。
プロジェクトのことは知っていましたが、これまで別の同僚がそのプロジェクトメンバーだったこともあって、私にしてみれば「何故私に言う?」と青天の霹靂でしたし、次の在宅勤務日まで待っていたら、提出期限に間に合わないので、特別勤務日中に軽い気持ちで取り掛かったのですが、初見の参考ドキュメントが70ページ超もあり、そこから案を考え・・・としていると、たっぷり丸一日かかってしまいました。
その他にも、
「急ぎで○○の集計を提出するように」
「会社から案内のあったZOOMミーティングにアクセスできないが、どうしたらいい?」
「Gmailでアーカイブしたメールはどこに行った?」
「Gmailで受信したメールをデスクトップに保存したい」
などという上司Aからの依頼や問い合わせもどんどん飛んできます。
その間にも、前述のプロジェクトの別課題にも回答を求められたりしましたね。(全て特別勤務日にあったことです。笑)
緊急事態宣言下において休業中ということもあり、在宅勤務日は最低限の日数に設定されていたのですが、それを守っていては、到底処理できません。(プロジェクトの課題提出や、集計作業のことです)
あと、休日なのにWEBミーティングを設定されたりもしましたね。
さすがにひどいと思い、上司Bに抗議して、休日や特別勤務日に上司Aの依頼があった時には、すぐに在宅勤務に勤務変更してもらうようにしました。
そんなこんなで、4月25日から5月11日(当初の宣言解除予定日でした)までの16日間で、同僚が4回出勤日が充てられていたのに対して、私は8回在宅勤務をした結果になりました。(そのうち2日分は特別勤務日・休日中の業務なのでノーカウントです)
ここでの問題点は、
・割り当てられている業務量に反して、在宅勤務日数が少なすぎる
・突発的でイレギュラーな業務が多い。依頼があってから提出までの時間が短すぎる
・上司Aが、私の休日や特別勤務日を無視して、業務の依頼をする
・緊急事態宣言中に、70ページ超の資料と課題を次々に出してくるプロジェクトのコンサルタント!←諸悪の根源か?!笑

でしょうか。

ここまで書いて、愚痴のオンパレードのように思われると思いますが、正直な話、緊急事態宣言中とはいえ、おちおち休んでいられないのが実情なんですよね。
だから、プロジェクトも進行していて課題も出されるし、会社も現状把握のために、集計データの提出を求めます。
それを踏まえた上で言うと、やはり問題点は、
・割り当てられている業務量に反して、在宅勤務日数が少なすぎる
・突発的でイレギュラーな業務が多い。依頼があってから提出までの時間が短すぎる

に集約されるんだろうなと思います。

考えるきっかけ〜オンライン講座「gacco」での学び

5月12日から、緊急事態宣言が延長になるということが決まってから、会社から再度、オンライン学習講座「gacco」を活用するようにという通知が来ました。(しかも、社員全員必学!)
緊急事態宣言が発令されてすぐに、会社から同様の通知があったのですが、上司Aから次々と飛んでくる依頼に応えるのに、本当に忙しかった私は、その再通知が来るまで、すっかり「gacco」のことを忘れていました。

「gacco」というのは、大学教授をはじめとした一流の講師陣による本格的な講義を、誰でも無料で受けられるという、(株)ドコモgaccoが提供しているウェブサービスです。

▼無料で学べるオンライン講座「gacco」
https://gacco.org/

実にさまざまなオンライン講座があるのですが、とりあえず会社推奨の講座の中から、Googleが提供している「はじめての働き方改革」を学習してみることにしました。

「はじめての働き方改革」

Googleでは、世界各地に拠点があるので、常日頃からWEB会議などが、当たり前のように使われており、それをよりよく活用するためのノウハウや働き方を研究する機関もあるそうで、さまざまなデータを示しながら、わかりやすく解説してくれていました。
決められた動画コンテンツを視聴し終わった後には、習熟度を確認するテストがあり、一定レベルの正解率を満たすと、修了証(PDF)を発行してくれます。
私が今回視聴した中で、最も印象に残ったのは、働き方改革の普及には、カルチャーが大切だということでした。
他にも重要なことはいくつか提言されていましたが、私の中では、最も足りないのは、カルチャーだと思ったので、印象深く記憶しています。
コロナウイルスが蔓延し、長期化する中で、働き方が変わったかというと、私の周囲では、そんなに変わっていません。
たまたま、私はPCがあれば仕事が出来るという立場だったので、在宅勤務をしていましたが、会社でやっている仕事を、自宅でやっているだけです。
働き方改革を推進するには、その土壌となるカルチャーを変えなくては、そこから派生する業務の質も変わらないー会社が変わるのを待っていては、いつまで経っても変わらないのです。
自ら変えていかないと、誰も変えてくれないんですよね。
忙しさにかまけて、その意識が完全に抜けていたなあと反省しました。

これからの働き方とは?

在宅勤務を約20日間経験して、正直なところ、非常に快適に働けています。
出勤することで発生するノイズのようなものが自然と解消されて、精神的にも穏やかに過ごせ、集中して業務を行えています。
出勤しなくても何ら困らないですし、出勤する必要性があるのかとも思っています。
会社や上司が許してくれるのであれば、ずっと在宅で勤務する方が、私にとって好都合です。
緊急事態宣言が明けて、出勤要請が出た時には、上司に基本在宅勤務をして、月に数回(それでも多いと思ってしまいますけど)出勤するスタイルを提言してみようと思っています。


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アソシエ 山本乃梨子
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