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【経営者向け】意欲の高い人材を採用したい。不適性検査スカウター

意欲の傾向

ここでの意欲(欲求)は、仕事に対する内に秘めた欲求の強さを測定しています。 意欲は「自発的」な「活動エネルギー」であり、自らの意志で仕事に取り組んだり、学習に取り組んだりする動力の大きさともいえます。 表面的に見て取れる「元気さ」とは限りません。仕事(職種や職務内容)の内容によって必要とされる意欲の高さ(または低さ)はことなります。すべての仕事において高い意欲が必要とは限りません。工場のラインやオフィスワークでも基本的に定型的な作業で自己向上の必要性が低い仕事の場合、むしろ意欲は低いほうが向いています。

自主性や自助努力が求められる仕事(職種や職務内容)では、相対的に高い意欲が求められます。
仕事(職種や職務内容)の内容によっては、意欲が低い場合の方がよいことがあります。極めて単純で定型的な仕事の場合、意欲が低い方が定着率が良い場合があります。
数値の平均は50ポイントとなっています。

ここでの意欲(欲求)は、仕事に対する内に秘めた欲求の強さを測定しています。 意欲は「自発的」な「活動エネルギー」であり、自らの意志で仕事に取り組んだり、学習に取り組んだりする動力の大きさともいえます。
表面的に見て取れる「元気さ」とは限りません。活動意欲の高さを測定しています。 数値が高いほど、意欲的に仕事に取り組んだり、自分で学習したり能力開発を行う可能性が高いと考えます。 こちらも50ポイントが基準となります。

意欲の傾向では「向上欲求」「挑戦欲求」「自律欲求」「探究欲求」「啓発欲求」「承認欲求」と総合評価である「エネルギー」の7項目を分析しています。「エネルギー」項目は総合的な活動意欲の強さを表しています。 「エネルギー」が高い人はわざわざモチベーションをしなくても自ら意欲的に働きます。

意欲の傾向の結果は「職務適性」ともかかわってきます。
意欲の高い場合は、自発性や創造性が求められる職務が向きますが、一方で意欲が低い場合は単調なあるいは定型的な職務が向いています。



「向上欲求」「挑戦欲求」「自律欲求」「探究欲求」「啓発欲求」「承認欲求」と総合評価「エネルギー」の7項目を分析。

【向上欲求】

自己成長・向上しようという意欲

得点が高い場合の特徴
自己の能力や技能、経験値を自ら進んで高め、より高度な或いはより上位の仕事に取り組もうとする。

得点が低い場合の特徴
働きぶりに向上心が見受けられない一方で、単純反復的な仕事内容が長期化しても不満になりにくい。

【挑戦欲求】

困難や目標にチャレンジしようという意欲

得点が高い場合の特徴
チャレンジ精神が旺盛で、未知のことや困難なことにチャレンジしたり、自ら目標を持ち目標を達成しようと行動する。

得点が低い場合の特徴
現状を良しとし、与えられたことだけをこなそうとする一方で、目新しさがなく繰り返し同じ内容の仕事でも飽きにくい。

【自律欲求】

自分の意思で物事に取り組もうという意欲

得点が高い場合の特徴
行き当たりばったりや成り行きを好まず、自己の意思で状況をコントロールし、他者との軋轢を恐れず成果を出そうと行動する。

得点が低い場合の特徴
自己の意見・見解といった意思表示が見受けられず易きに流されやすい一方で、人間関係での摩擦がすくなく従順な働きぶり。

【探究欲求】

本質や理由・メカニズムを知ろうという意欲

得点が高い場合の特徴
モノゴトの本質や真理、成り立ち、真意を理解しようとし、仕事の質や効率を高めようとしたり、仕事の改善や改良に取り組もうとする。

得点が低い場合の特徴
専門的な知識を得ようとせず、仕事の背景や成り立ちへの理解が浅い一方で、あまり深く考えずに軽いノリで仕事に取り組む。

【啓発欲求】

他者に良い影響を与えようという意欲

得点が高い場合の特徴
仲間(職場の同僚やプロジェクトのメンバー等)をよく理解しようとし、仲間を支援し励まし、支援するための努力に取り組み、仲間とともに良い仕事をしようとする。

得点が低い場合の特徴
仲間(職場の同僚やプロジェクトのメンバー等)に対して関心が薄く、スタンドプレイな働きぶりな一方で、馴れ合いにならず単独で取り組む仕事に向いている。

【承認欲求】

役割を果たし他者に認められようとする意欲

得点が高い場合の特徴
チームワークを大切にする。組織やチーム内で役割を果たそうとする、貢献し役に立とうとする責任感と協調性がある働きぶり。

得点が低い場合の特徴
人から認められることに価値を感じておらず自分勝手な一方で、人間関係を重要視しない機械的な仕事に向いている。

【エネルギー】

総合的な活動意欲の強さ。意欲の総合判定

得点が高い場合の特徴
仕事に対して前向きに取り組む傾向にあり、落ち込んだりすることも少なく、あるいは落ち込んでも立ち直りが早いなど、いわゆるモチベーションが大変継続しやすいタイプといえます。
一方で、現状の職務が単純であったり、定型的であったりすると、マンネリ化しやすく、まれに手を抜いたり怠けたりするような現象が見受けられる場合もあります。 意欲の高さは、必ずしもまじめで一生懸命に仕事に取り組むことを指しているわけではありません。得点が中程度の場合の特徴与えられた定型的な仕事をまじめにこなすことに向いています。仕事での失敗やプライベートの問題で落ち込んだりすることがままあり、仕事での頑張り具合に影響(浮き沈み)がでることがあります。
強力な自発的活動エネルギーを発揮できるわけではありませんが、やる気が無いわけではありません。推進力やリーダーシップの発揮が要求される新規事業などでは、パワー不足の感が否めない印象です。

得点が低い場合の特徴
単純反復による定型的な仕事に向いています。やる気が長続きしにくく、気分の浮き沈みが出やすいタイプといえます。保守的な発言や回避的な行動・反応をとる傾向が多く見られます。
自発的あるいは積極的に自らの意志で仕事に取り組みにくいため、モチベーション(動機付け)の効果が出にくいといえます。目標・方針をしっかりと提示した上で、定型的な仕事を割り当てると効果的です。