お手上げをするまでの話(ちょい長・マジメ回)
信じるけど信じない
足から声を聞けると認識した日から、1年後に初めてお金をいただいてセッションをしました。このやり出すまでの1年間、そしてその後も、私は自分がどんな状況に置かれているのか理解が追いつかず、拒絶に近い感情がありました。スピリチュアルは信じるけど、自分事となると違う。
いわゆるサイキックの方々は、生まれつき力の認識があったり、自然とスピリチュアルの世界に触れていたり、私のように全く違う方向に背負い投げされたタイプがいないと感じました。(探せばいらっしゃると思いますが・・)
正直なところ、スピリチュアルを良く知る前は、現実世界から逃避する強い思想だと思っていました。（本当にごめんなさい。。）
そのような解釈をしていた自分が、どうやらその手の力があるようだと。とても自分事とは思えなかったのです。
そんな事を思いながらも、この見えない世界に救われたことは事実です。
初めてヒーラーさんのセッションを受けた時、信じざるを得ない、腑に落ちるような濃い内容でした。
自身がセッションするようになると、私のうつ病の症状が緩和していきました。(病気の件は下記の記事に書いています)
まずはこの疑っていた見えない世界が、自分にとって心地の良い世界だと認識するのに時間がかかりました。
お手上げします
最初は顔見知りの方々にセッションをしておりました。その範囲で、頼まれたらやればいいと思っていました。ただありがたい事に、「周りに紹介していいか」「今度集まりがあるから披露してほしい」などといったお誘いが続き、徐々に自分の立場を受け入れるようになっていきました。同時に、この力を使っていく事を自分で認めるという、最終課題を突きつけられる感覚にもなっていきました。
この頃うつ病からだいぶ回復していたので、就活を開始していました。私はこれまで、バタバタと忙しい職場で従事することを生きがいとしてきたので、次もそのような職場でがっつり働こうと思っていました。まずは派遣で働こうと動いていましたが、ことごとく上手くいきませんでした。
派遣会社の登録の段階で断られる、応募したはずなのに履歴がないと言われる、入社時期まですり合わせして結果違う人になったと告げられる。そういった事が続きました。何者かが裏で手を回しているような現象・・・私には思い当たる事がありました。「ごめんなさい、お手上げします」家で一人、自分の魂に向かって呟いたのを覚えています。
その後は、過去の自分だったら選ばないような、余裕を持って働けそうな仕事に応募し、光の速さで決まりました。休日などを利用して、本格的にセッションを始めていく事になります。
メッセンジャー
私は急に、皆様の大切な書留を受け取り、ラッピングしてお届けするポジションにつきました。(ちょっと格好良く言っちゃった)
今でも正直、色々な葛藤がよぎります。しかしながら、私はサンタクロースを信じ、セーラームーンや魔法使いになれると本気で思っておりました。その様なポジションに憧れていました。ちょっとだけ近しいお仕事に就いているじゃないかと。笑われてしまうかもしれませんが、今はそうやって自分を認めたりもしています。
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