【外国人関係】最新情報３選8/5

2024年8月5日 07:40

こんにちは。
外国人のビザと雇用の専門家
中国語が話せる行政書士・社労士の大西祐子です..

週末、入管手続研究会の定例研修会で、特定技能についてお話ししました。
今期の最後の研修会。

当分は、京都府行政書士会の研修の運営がメインになるはず

厚労省から、行政処分等のデータが諸々出ていますが、それ以外にあまり動きはありません。
技能実習には新たな職種が追加されていますが

驚異的な暑さで、コロナも再び増えているようですのでご自愛くださいませ

ということで、今週の外国人関係、最新情報３選

①技能実習法に基づく行政処分等

相変わらずですが、処分理由は、不法就労、安衛法、労基法、人権侵害

②技能実習受入先への監督指導＆送検統計

機構が労基署に通報しており、一体になっています。
「違反が疑われる先」に指導に出向いた結果、違法が見つかったのが毎年7割程度。
10,378事業場に指導にあたり、送検したのは27件。
「7割」の数字に惑わされないことが大切ですが、違反事項については、国が力を入れているところが分かります。

③労働基準関係法令違反に係る公表事案

上記と併せて。
外国人を雇っている会社の方がホワイトなのでは、と感じるデータです。

④賃金不払が疑われる事業場に対する監督指導結果

「賃金不払が疑われる事業場に対して」の結果です。
件数　21,349 件（前年比　818件増）
対象労働者数　181,903 人（同　2,260人増）
単に計算方法が間違っていたという例もありそうです。

毎年恒例になりつつあります。

回数は少ないですが、特定技能外国人を雇いたい会社様向けの案内です。

技能実習制度の「移行対象職種・作業一覧」に「牛豚食肉処理加工業職種：牛豚精肉商品製造作業」が追加されました。

３年以内にはなくなる予定の技能実習。
まだまだ追加されているのは、育成就労に引き継ぐための布施でしょうか

もともとは「牛豚部分肉製造作業」はありましたが、細かい違いはチェックが必要です。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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