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上陸特別許可はどのようなときにされる?~外国人の配偶者編~
こんにちは。
外国人ビザ専門 中国語が話せる行政書士・社労士の大西祐子です。
入管庁から上陸特別許可がされた事例、拒否された事例が公表されています。
前回はその概要と日本人の配偶者についての事例をご紹介しましたので、本日は外国人の配偶者編。
いずれにしても個々人の事情を考慮して判断されますので、これだけでどうこうというわけではありませんが。
〇上陸を特別に許可された事例
不法残留で自らの負担で出国した永住者の配偶者。
子どももおり、婚姻期間も5年と安定していたためか、退去強制から2年弱で許可されています。
不法残留で2回目の退去強制になった永住者の配偶者。
子もなく、婚姻期間も1年ちょっとでも、退去強制から3年弱で許可されています。
道路交通法違反、不法残留で懲役刑(執行猶予あり)
永住者と結婚して5年少し、退去強制から15年で許可になっています。
〇上陸を特別に許可されなかった事例
不法入国で退去強制。
婚姻期間10年、子どももあるにもかかわらず、退去強制から4年5月で不許可。
婚姻の信ぴょう性及び生計安定性に疑義があるとのこと。
4年5月、一度も会いに行かなかったのか、収入の問題か、不明です。
7ヶ月で上陸拒否期間は満了しますが、疑義があるとなると、在留資格認定証明書交付申請も難しそうです。
傷害の罪で懲役10月(執行猶予有)で2度目の退去強制
婚姻期間12年、子どもがあっても、退去強制から4年ちょっとでは不許可のようです。
偽造有印公文書行使の罪と入管法違反で懲役刑(執行猶予あり)。
婚姻期間が5年弱、退去強制から10年弱でも不許可。
ここに書かれた以上の諸々の事情が許可・不許可を分けますので、あくまで一つの事例としか言えないでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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