12戦目1990年4月28日

3月、翌月4月に再戦が決まりました。 
1月に敗けた相手とのダイレクトリマッチになります。
新人戦の興行のメインは勤めたことはあるのですが、
中興行の初メインとなります。
進級が決まりそうだったので、思い切って休んで
渡タイを決断しました。

前戦、試合1週間前にいきなり訪れて練習で僕を
引っ張り回した先輩から電話が入りました。

その前戦の試合前、突然やってきては僕を車に乗せて、
他所のジムに出稽古に連れ回しました。
「試合前の後輩を連れている先輩」な自分を着飾りた
かったのでしょう。

でも、どういうつもりか、減量中の僕の前で、自分だって
減量に散散苦しんだだろうに、試合前の選手を助手席に
乗せているのにも拘わらず、缶ビールを呑みながら
ハンドルを握るのです。
何本も。

「こないだよ、婆さん跳ねちゃってよ。
『大丈夫ですか?今、救急車呼んできますから』
っていって逃げてきちゃったよ」
飲酒運転しながら先輩は自慢気に、不愉快な
その話を僕に聞かせて、高笑いしながらハンドルを
握っていました。

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これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。