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2024/10/28~11/1の米国株投資の振り返りと今後の見通し

*基本無料。後半のポジションを含めた詳細解説はペイウォールあり。
*有料部分は次回週報まで随時更新します。(後半部分の一番下に更新内容を記載。)
*徐々に有料部分の比重を上げていく方針としています。

2024/10/28~11/1の振り返り

先週の米国株指数はS&P500-1.37%NASDAQ -1.50%と大きく下落。

週前半は前の週から引き続き横ばいの動きでしたが、10/31(木)に大きく両指数ともに下落し、最後に10月の月足パフォーマンスもマイナスで終わる展開となりました。
特にS&P500は50日移動平均線付近まで下落しました。

31日の経済指標ですが、PCEデフレータは市場予想通りの+2.1%、コアが+2.7%と予想の+2.6%からやや上昇したのみでした。
さらに新規失業保険申請件数は予想を下回り大きな異常はなし。

METAやMSFTなどのメガテックの巨額のAI投資に対して投資家が懸念を示したことも株価下落の要因として挙げられますが、あくまできっかけにすぎなかったと考えています。

前日の下落を受けて11月1日(金)の雇用統計も警戒されたものの、ハリケーンの影響で極端に悪い数字となりましたが、市場はそこまで大きな動揺は見せませんでした。

何とか踏みとどまった形の株価ですが、今週の大統領選挙前にかなり不安感を残す展開となっています。

10年債利回りは4.376%と鍵になる4.3%を上回っています。これは株価にとってはネガティブな影響が出かねない水準です。

さらに市場をけん引してきた半導体銘柄についてもメガテック決算でのAI投資に対する投資家の厳しい姿勢を考慮すると強気になれる状況ではありません。
半導体リーダー銘柄のNVDAは140ドルをなかなか奪還できずにいます。

これらの背景から11月5日に投票日を迎える米国大統領選挙に向けてかなり警戒すべき状況となっています。

来週(11/4~)のテーマ

大統領選選挙とFOMCというビッグイベントが相次ぎます。

11
4日(月):PLTR決算(引け後)
11
5日(火):米国大統領選挙投票日、ISM非製造業景気指数、SMCI決算(引け後)
11
6日(水):QCOM、ARM決算(引け後)
117日(木):FOMC記者会見、FRB政策金利発表(日本時間11/8 4:00)
                         
新規失業保険申請件数、非農業部門労働生産性指数
118日(金):ミシガン大学消費者信頼感指数

運用成績

評価額 121,571,637
前週比 -415,146 (-0.3%)
年初来 +26,864,882 (+28.4%)

ポートフォリオ
米国株 50% (VTIVOO 100%)
キャッシュ 50%(米ドル)

木曜の急落前にキャッシュポジションを上げていたこともあり、大幅なマイナスは回避できました。
個別株は全て売却し、指数ETFのみを保有しています。

今後の方針

IBDの市場見通しはMarket in Confirmed Uptrend
ただし推奨エクスポージャーは市場の急落を受けて60-80%となっています。

ただし10/31の急落からいよいよ株価の調整色が強くなってきたと感じています。VIXも22前後で推移しています。

来週の米国大統領選や11月FOMCといったビックイベントを前にして、相当気を付けるべき局面に来ていると考えています。

逆に言えば後半で解説するように今年最後のチャンスの扉が開こうとしている場面とも言えます。

現在の投資方針は以下の通り。
・株のポジションは削減し、キャッシュ比率50%まで引き上げ。
・米国大統領選後まではポジションを増やさずに様子見。
・投資対象は指数ETFのみ

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

今後も皆様のお役に立つような記事を書けるように頑張りますので、スキ・コメント・フォローなど頂けますと励みになります。

*個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
*実際の投資判断については自己責任でお願いします。

米国株市場の見通し(2024年11月4日~)


いよいよ大統領選挙。米国株市場にチャンスの扉が開くのか?

ETF・個別銘柄・信用買いポジションの詳細
*ポジション変更や今後の見通し
*今後の方針については主に有料部分で詳しく説明しています。
*次回の週報までに追加情報があった場合には有料部分を随時アップデートします。

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