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2024/8/12~8/16の米国株投資の振り返りと今後の見通し
*基本無料。後半のポジションについての詳細解説はペイウォールあり。
*有料部分は次回週報までに動きがあれば随時更新します。(後半部分の一番下に更新内容を記載。)
2024/8/12~8/16の振り返り
先週の米国株指数はS&P500 +3.72%、NASDAQ +5.07%と週足では今年最大の上昇率となりました。
前の週の急落から今週の急騰とかなり展開が早いですね。
8月13日から8月16日にかけて重要な経済指標が相次いで発表され、その中で米国株指数が急速に上昇しました。
8月13日(火)の市場開始前に発表されたPPIが市場予想を下回り、インフレ減速が意識されました。
米国株市場はS&P500+1.68%、NASDAQ+2.43%と力強く上昇し、フォロースルー・デーのサインが確認されました。
8月14日(水)にはより重要な7月CPIが発表されました。CPIは前年比+2.9%で市場予想の3.0%を下回り、市場は小幅続伸。
8月15日(木)には米国の消費を示唆する小売売上高は予想を大きく上回りました。
また新規失業保険申請件数は予想を下回ったことも合わせ、堅調な米国経済状況を示す結果となり、米国株市場はS&P500+1.61%、NASDAQ+2.34%と2回目とフォロースルー・デーかのような動きを見せました。
これらの経済指標からインフレの減速と堅調な米国経済すなわちソフトランディングが意識され、「9月FOMCでの0.25%の利下げ」に市場見込みが収束してきました。
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8月16日(金)は週末を控えて売りが出る中でも、大きく下落することはなく推移してS&P500+0.20%、NASDAQ+0.21%と小幅上昇でこの週の取引を終えました。
今週(8/19~)のテーマ
8月22日(木)にFOMC議事要旨が発表されます。
もちろん最大の注目ポイントは8月23日(金)のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の発言になります。
アトランタ連銀Bostic総裁
— n=1|米国株投資@外科医 (@dr_n_one) August 16, 2024
CPI発表前:「もう少しデータを見たい。」
CPI発表後:「9月に何かが起きることを確信している」
利下げについても不確実性は減少してきたか。 https://t.co/RnKeV4QjiZ
決めつけることはできませんが、これまでの経済指標を受けてのFRB高官の発言などを見ても「9月に0.25%の利下げ」の見通しは市場とFRBの共通認識になりつつある印象を受けています。
(これまでは経済への悲観論もあり、市場が9月0.5%利下げを強く織り込むなど、市場とFRBとの見通しに乖離があったと言えます。)
運用成績
評価額 111,213,690円
前週比 +4,435,872円 (+4.2%)
年初来 +16,506,935円 (+17.4%)
ポートフォリオ
米国株 75% (VTI・VOO 90%、個別株 10%)
キャッシュ 25%(米ドル)
NISA枠のVTI連動投資信託: 3,330,473円/ 損益: +182,844円(+5.8%)
先週の時点で15%程度だった現物株ポジションを75%まで引き上げました。
(少し出遅れた感ありましたが、何とかある程度のポジションを建てれた。)
残念ながら指数の上昇を完全には取れていませんが、私のポートフォリオのパフォーマンスは+4.2%でした。
調整のダメージは回避したので、これからじっくり上昇相場を取っていきたいですね。
米ドルMMFは全て解約し、残ったキャッシュは米国株口座で待機中。
米ドルMMFの解約が3連休で遅れたことも米国株買いタイミングが遅れた原因のひとつでした。(笑)
ただ、このMMF解約に関係して比較的大きな臨時収入が発生しました。
臨時収入で日本円キャッシュが入ったため、NISA枠の成長投資枠を全て埋めました。為替相場も込みでまあまあ悪くないタイミングで資金投入できました。
今後の方針
8月13日のフォロースルー・デー確認を受けてIBDの市場見通しはMarket in Confirmed Uptrend(上昇トレンド)となっています。
前の週の疑心暗鬼な雰囲気は払拭されており、経済指標が確認されたこともあり不確定要素もかなり減ってきています。
ただし8月5日の急落からかなり株価は戻ってきており、来週は大きな調整の可能性は低いものの、上昇ペースは一服してもおかしくないと考えています。
*詳細は後半で解説します。
現在の投資方針は以下の通り。
・株へのポジショを75%まで高めており、徐々に株のポジションを高める。
・投資対象は指数ETFと条件を満たした個別株
・キャッシュはすべてMMFから米国株口座に移動済み。追加の買い準備。
8/22まで以下のKindle本が50%offになっています。
この機会に株式投資・米国株投資について学びましょう。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
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*個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
*実際の投資判断については自己責任でお願いします。
現在のETF・個別銘柄・信用買いのポジション・損益状況
*個別銘柄ポジションの取得価格・株数
*決算を受けてのポジション変更や今後の見通し
*今後の方針については主に有料部分で詳しく説明しています。
*次回の週報までに追加情報があった場合には有料部分を随時アップデートします。
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