2025/1/10までの米国株市場の振り返りと今後の投資戦略
*後半の現在のポジションを含めた詳細解説はペイウォールあり。
*有料部分は次回週報まで随時更新します。
(後半部分の一番下に更新内容を記載。)
2025/1/6~2025/1/10の振り返り
週足での米国株指数はS&P500 -1.94%、NASDAQ -2.34%と下落し、いずれも50日移動平均線を割り込んでいます。
また小型株のRussell 2000は-2.2%の下落となり200日移動平均線を試す展開になりました。
1月6日(月)は1月3日(金)の反発を引き継ぐ形で上昇しましたが、その後は厳しい相場展開となました。
特に予想外に強かった12月雇用統計の結果を受けて利下げ期待が後退し長期金利がさらに上昇したことで株式には逆風となりました。
1月6日(月):株式市場は上昇し、S&P 500(+1.2%)とNASDAQ(+1.5%)が1週間ぶりの高値を記録。半導体や自動車関連株が牽引し、エネルギー株も堅調に推移。
1月7日(火):S&P 500-1.1%、NASDAQ-1.9%と米国株市場は下落。労働省の11月JOLTSレポートで求人件数が予想を上回る増加を示したことや、ISM非製造業指数が2年ぶりの高水準に達したことにより利下げ期待が後退し、長期金利が4.66%まで上昇したこともあり、特にハイテク株が売られました。
1月8日(水):市場はほぼ横ばい。新たな関税導入の懸念がリスク要因となりました。
1月9日(木):米国株市場はカーター元大統領の追悼のため休場。
1月10日(金):S&P 500-1.5%、NASDAQ-1.6%と市場は大幅に下落。12月雇用統計は非農業部門雇用者数: 25.6万人増(予想: 16万人増)と予想を大幅に上回る結果となり、利下げ遅延の懸念が強まりました。
10年国債利回りは4.76%に急上昇し、これが株式市場の下押し圧力となりました。
年初5営業日目にあたる1月8日の終値が12月31日の終値を上回り、年初5営業日はプラスで終わりましたが、アノマリーと違って1月は厳しい相場になる可能性があります。
来週(1/13~)のテーマ
インフレ指標の発表を控えています。
また第4四半期決算の発表が徐々に本格化してきます。
1月14日(火):生産者物価指数(PPI)
1月15日(水):消費者物価指数(CPI)、JPMorgan Chase (JPM)・Goldman Sachs (GS)決算発表
1月16日(木):小売売上高(12月)、フィラデルフィア連銀景況指数、新規失業保険申請件数、Taiwan Semiconductor (TSM)・UnitedHealth (UNH)決算発表
運用成績
評価額 126,087,336円
前週比 +298,432円 (+0.2%)
年初来 +466,591円 (+0.4%)
ポートフォリオ
米国株 1.6% (VTI 100%)
キャッシュ 98.4%(米ドル)
機関投資家が戻ってきて2025年の米国株市場も本格的に動き出しました。
私自身のポートフォリオは現在は大部分を米ドル建てMMFが占めており、大きな動きはありません。
米国株市場に不穏な空気が漂っていますが、じっくり相場を観察していきます。
米国株市場の投資戦略(2025年1月13日~)
今週も長期金利が上昇し続け、米国株式市場には逆風となっています。
年初5営業日はプラスで終えましたが、下落リスクに注意が必要な状況です。
*ETF・個別銘柄・信用買いポジションの詳細
*ポジション変更や今後の見通し
*次回の週報までに追加情報があった場合には有料部分を随時アップデートします。
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