Assemble

対人支援職向け団体「Assemble」は、支援職にとって、安定して学べる場を会得することや、新たなつながりを作っていくことを目的とした団体です。

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対人支援職向け団体「Assemble」は、支援職にとって、安定して学べる場を会得することや、新たなつながりを作っていくことを目的とした団体です。

最近の記事

愛着の理論と対応-子どもの現場から学ぶ-

愛着とは特定の人と人の間に形成される、時間や空間を超えて持続する心理的な結びつきをさす。本来、人生の早期において形成されるべき愛着は特定の養育者による養育行動と、それに応答する乳児の相互作用によって形成されるが、様々な理由によって特定の養育者と安定的に関係性を築けぬまま生育する子どもたちが世界には一定数存在する。 そうした児童養護の現場で第一線に立ち続けてきた心理職・樋口亜瑞佐(ひぐち・あずさ)先生が本研修会の講師である。 本研修会は、大きく3つのテーマで構成をされている

    • コロナ禍で学ぶ災害支援とチーム医療-最前線を支える心理職の現場レポートから学ぶ-インタビュー編-

      2021年1月某日。講師の秋山先生(以下、秋山さん)に研修に向けてインタビューをさせて頂いた。 一時間に及んだインタビューからは秋山さんの柔らかなユーモアあふれる人柄がうかがえた。今回は前回のnoteの後編として、そのインタビューの一部をお伝えしたい。 なお、Aは秋山さんのコメント,Iはインタビュアーの質問を掲載している。 I:「新型コロナの3つの顔を知ろう!」に掲載されているイラストは秋山さんのご自身が描かれたんですよね? A:はい。似顔絵みたいなイラストを元々描く

      • コロナ禍で学ぶ災害支援とチーム医療-最前線を支える心理職の現場レポートから学ぶ-

        2020年3月。 日本赤十字社が発行した「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」というガイドブックをご存じない方は支援職では少ないのではないだろうか。 この日本赤十字社が刊行されたガイドブックは、新型コロナという未知の感染症に対して、支援職がどう向かい合ったらよいかという方向性を示してくれたように思う。 本研修の講師は、このガイドブックの作成者のお一人である日本赤十字医療センター メンタルヘルス科 公認心理師・臨床心理士の秋山恵子先生だ

        • 心理職のための楽しく学ぶ感情理論研修会~感情理論から見たカウンセリング~

           臨床場面で感情を取り扱った経験がないというセラピストは、おそらくいないのではないだろうか。しかし、ケースを振り返る中で、「自分はクライエントさんの思いにどの程度寄り添えたのだろうか。」と不安になった経験がある方は少なくはないはずだ。  こうしたセラピストの困り感の一助となるべく企画されたのが本研修会である。 〇目的は『カウンセリングの中における目標の明確化』 今回の研修では感情理論を学ぶことを通し、日常の臨床場面においてクライエントに寄り添っていく中で、焦点を当てるべき感

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