麗人

思い出にすがって生きるしかできない。 夢の中でなら誰も傷つけないですむのに。

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麻痺 ~paralyzing myself~

歌詞 どうして泣いてるの? ぼんやりとなにかをまってる 都合のいい笑顔を 盗んでいった あなたを思い出してる 足下に降り積もる ゆううつを踏みつけるように 手の中の記憶ごと 投げつけて あなたを思い出してる 新しいものへすがりついて ありふれていくことを やめてしまわなくては この夜は明けることはない I'm paralyzing myself 塗りつぶした この空にも いつかは星が輝いていたのに 遠くなる声 追いかけても 風に巻か

    • ロマンティック・サディスティック

      歌詞 夢からさめた モザイク ポツリと咲いた ペチュニア ロマンティックに しばりあげて 顔を出した太陽に 近づくため サディスティックな 息つぎだけじゃ 酸素がたりない だから キスして 全身全霊 艶姿 満員御礼 かぞえうた いい気になって 好きだと言って いちなん去って 抱き締めあって 指の隙間から 覗いた うめつくされる 墓穴 ロマンティックに 沈められて 土に還る白い月 行方知れず サディスティックな 悪足掻きなら 無邪気なフリで もっと キスして 繁絃急管

      • Noël ~ノエル~

        いちばん好きな星座を 恥ずかしそうに教えてくれたね その せつない物語が理由だって 幼い愛は迷路の中で 怯えることさえ知らずにいた いつかは消えてしまう 思い出の一つ一つが かけがえのないものになることが こんなにも辛いなんて 空を埋め尽くすため息が 白く煙って漂うだけ 君のもとへとは届かない ノエル 雪の花びらが舞うように 悲しみも溶けていくのかな 「聞こえる?」 小さな星が キラキラ笑う鈴のような歌 まだ 笑顔でいてくれてありがとう 思い出せない本当の心 欠け

        • 【詩】 ひとりじめ

          地球に ふうっと 息をふきかけて いきおいよく とんでけこころ 浮かんだ体 ちからいっぱい りょうてをのばし つかんだあなた 一億光年 またたく星より ずっと大切な なみだとえがお あなただけ あなただけ いのちをつむぐ この歌でつつむわ

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        麻痺 ~paralyzing myself~

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          【詩】 ら ら ら

          ほころんだ笑顔 うすく光る景色に 絵の具で引いた みずいろの風 麦藁帽子のリボンがなびいて くすぐったいと笑ったんだ 空を飛びたいなら ひこうきぐも ゆったりと音速を超え 景色が色を失うと ピンクノイズに負けない 君の歌声 ららら 大洋を越え ららら 日付変更線を越え ららら 昨日の君を抱き上げて エメラルドをちりばめた 成層圏まで スロットルを開いて くぐりぬける 氷の粒と地球のアーチ ほころんだ笑顔 手を振る君に やさしく還す みずいろの風

          【詩】 ら ら ら

          【詩】 僕の歴史は作られる

          理不尽なやさしさと 口笛のようなうそに 背中を押されて 呼吸を続ける 9番目の雲から 言葉の雨が降る 雨の光は いろんな角度から 世界を吸い込み そして飛び散る その数だけ 可能性を持つように 瞳を凝らして 記憶する そこにはひとが 幸福と呼ぶものや 届かなかった手紙や 影響のない決断や 捻じ曲げた事実が まるで歴史のように 乱反射している まるでこんなふうにして 僕は作られていく

          【詩】 僕の歴史は作られる

          【詩】 ワタシノセカイ

          できることなら 世界中を消毒して 嫌なことも 怖いことも 無くしてしまいたい 弱いまま生きていくのに 邪魔になりそうな すべてを 消し去って できることなら 世界中を漂白して 穢れないものと 罪の無いものを 友達にしていたい ずるい自分を見ないよう 真っ白なものに こころを 隠して つらいことなど なにもない ワタシノセカイ

          【詩】 ワタシノセカイ

          【詩】 わたしは毎日花を飾る

          あなたが笑う瞬間は いつも注意深く よく見る あなたが幸せそうか そうでないか 見極めるため けっして弱音をはかないことは わたしにとっては怖いこと いつもやさしくすることの 難しさを知っているから わたしは毎日 せめてもの花を飾る

          【詩】 わたしは毎日花を飾る

          【詩】 ミルクティー

          あなたのまま眠る そんな朝には 甘いミルクティー セーターだけじゃ寒いから 背中を蹴飛ばしてみる 面倒クサ気に腕を振る あなたを包む白い湯気 見上げた空に溶けゆく雲が ゆっくり染み込むアールグレイ 香が記憶を呼び覚ます あなたは甘いミルクティー

          【詩】 ミルクティー

          【詩】 時の贈り物

          産み落とされた 笑顔のままで 両手を広げて あなたを待つの そしてあなたは ただまっすぐに 私を見つめ 微笑んだり 悲しんだり 繰り返し 繰り返し あいまいなままで

          【詩】 時の贈り物

          【詩】 小さな恋

          それは小さな恋 思いがけない物語を 心にあなたが 語りかけてくれるような それは小さな恋 持ち帰った魔法で 昨日のあなたを 私の虜にするような それは小さな恋 困らせてみることで 優しいあなたを 独り占めにするような それは小さな恋だった ただふれあっていれば 充たされていた私の あまいおもいで それは小さな恋だった 幸せの形にこだわって あなたに押し付けた 私の頬のながれぼし

          【詩】 小さな恋

          【詩】 ピアス

          あなたへの想いを なにかにあらわしたくて 想像のなかで形にしてみる ふんわりとして もやもやっとして きっとこんなかんじ でも はっきりとしてしまうと 空中で パンッと はじけて消えてしまった とりとめもない ことばやきおく はっきりと残っているのは ふたりで一緒に あけたピアスの穴 その血のあか 小さな痛み めじりのしわ

          【詩】 ピアス

          【詩】 月を枕に眠る

          さざ波の向こうに 僕の死体は眠る 樹脂の花束を抱いて 漂いながら 頼りない三次元の 定規の目盛り 細く砕けた光り 月を枕に眠る 待ちくたびれて眠る

          【詩】 月を枕に眠る

          【詩】 オシロイバナ

          心が千切れてしまうから 約束は交わさない 思いが溢れてしまうから 望みは叶えない 朝露のように すぐそこにある笑顔 この手で触れられるほど 逃げ出した情熱の花が ひざを抱えてうずくまる どうしてみうごきができない 臆病な愛を育てたの 千切れた心が重なって 咲いたオシロイバナ

          【詩】 オシロイバナ

          【詩】 絆

          まだ明けやらぬ空 草井切れから湿り気 夏の終わりに失くした 思い出の歌 そのままでは 続かない絆を 儚んだあなたは 人生最大の笑顔を見せた 愛おしくて 愛おしくて 壊れるくらい抱きしめた かったけど でも 心を包む 静寂を破れば そこには 居られない 居られない 手をつなぐことも 無邪気に怒ることも 励まし合うことも 憎むことも 叶わない 叶わないよ

          【詩】 絆

          【詩】 いのちの音色

          優しい旋律が運ぶ 狂おしい未練を あなたはどうにか断ち切って 私から目を逸らした 私の指がしなやかであるかぎり 音色は愛を纏い続ける 天井の強い照明が 体温を上げ 情熱はあなたを巻き 焼き尽くすでしょう よく見てこれが 私のいのち 止まらないいのち

          【詩】 いのちの音色