プリキュア沼 活動報告(まほプリ編)
どうも大翔ですわ
毎日プリキュア沼ってます。最初に見終わった「魔法つかいプリキュア」の感想を書いてみようと思います。
魔法つかいプリキュアってなんすか?っていうのはここを見てもらって
簡単に言うと中学二年生になる女の子、みらいが魔法のある世界から来た女の子リコと出会い、プリキュアになった事がきっかけで更に色々な出会いと経験をしながら世界と大切な物を守りながら戦う………ようなお話なんですけど
もうね、すっごい良かったです。こんなん泣くじゃん………本当に
めっちゃ良かった(語彙力)
タイトルで分かる通り「魔法」が一番のテーマですけど、そこよりも「繋がり」という部分を大事にした作品だなと感じました。
(手を繋いで一緒に変身しないとだったり、「リンク」ルストーンが重要なアイテムだったり)
とにかく色々な人や種族の繋がりをしっかりと描いていて、その丁寧な積み重ねが魅力かなと感じました。
メインとなるのは魔法の無い世界(ナシマホウ界)に住むみらいと魔法界からやってきたリコが出会い、お互いの事やそれぞれの世界に住み人や文化に触れたりしながら色んな経験をして成長し世界を広げていくという感じで、最初は魔法界でみらいがリコと一緒に補修の授業を受ける中で彼女と親交を深めつつ人魚だったりペガサスだったりそこに住む色々な人と出会いながら二人で困難を乗り越えていくというエピソードが続きます。
特に印象的なのは9話。みらいがナシマホウ界に戻る事になり、リコとはお別れになってしまう回なんですけど………まぁ、まだ9話だし、話の都合としてはそんな事にはならないと見てる側は分かるんですけども………そんなの当事者達には関係無いのでしっかりお別れエピソードするんですよね
まだ序盤なんだけど、ここまでの2人の積み上げてきた想いが詰まっていてしかもその気持ちがこっちにも伝わってきて………普通に泣く。お別れならない分かってても泣く
それはそれ、これはこれである。
みらいが帰りの電車(カタツムリニア)で泣いちゃうシーンからの………もう普通に雰囲気最終回なんですって
これでまだ後40話ぐらいあるからヤバい。ヤバかったんだ
そっからナシマホウ界で一緒に暮らす中で色々な事を経験していって更に色んな繋がりが出来たり、思い出を重ねて関係が深まっていく………そういう一つ一つが最後まで繋がっていくのが良いのです。
基本、単発の回で1話で完結するんですけど、そこのキャラクターの心情だったりは全部これまでの出来事を踏まえてのものだというのでしっかりと作っているんで「ここでこういう事があったから」だと考えや言動に対し共感に近い感覚を覚えたり
50話あるけど無駄だと思う回が無い………実は全部縦の軸で繋がっていると思える。何度も同じ事言ってると思うけど丁寧な積み重ねの作品なんです。
そう思える最大の理由は最後の最後、49話
最終決戦で敵を倒して、その影響で魔法界とナシマホウ界が大きく離れてしまう事になって皆離れ離れになってしまう
その時のお別れのシーンが本当に泣くし
Bパートがそれから数年経って始まって………みらいがリコと初めて会った日と同じ十六夜の夜にその出会った場所に行って「リコに会いたい………皆に会いたい!」と願いながら使えなくなった魔法をかけて………奇跡が起きるのが本当にもう涙無しでは見れない
本気で号泣する。した
敵を倒して別れてというのをAパート
それから時間が経って……の話をBパートでやるような話の構成で、約24分の中で展開が多く下手を打てば忙しない話になってしまうと思うんですけど全くそんな感じがしない。それぞれの感情がしっかりと伝わってくる
その理由の1つがこれまで何度も書いた「丁寧な積み重ね」によるものも大きくて(ずっと一緒にいたいという願いや人と人の心の繋がりを表すようなエピソードが何回もある所)23話で、はーちゃんとみらいが「ずっと一緒にいたい」「ずっと仲良しでいたい」と魔法をかけるシーンがあって、リコだけはやらないんですけど49話のお別れの所で「必ず、絶対、また会える!」って魔法をかけるんですよ。
本当にここに来るまでの全てがかかってきて、奇跡でも魔法でもない必然とした感動の物語になっているんです。
(モフルンの独白シーンも泣く、泣き所さんしかない)
50話、1年分の話があるから最後まで見るの大変ではあると思うけどそこまで見て良かったと思える作品です。
お話以外の所に触れるとプリキュアとして戦う所にも色々面白い所があって、どの作品にも変身に必要なアイテムってあると思うんですけど………まほプリはそれがモフルン、クマのぬいぐるみなんですよ。一体どういう所からぬいぐるみで変身という発想が生まれたのか気になります。
まほプリ、モフルンの存在が本当に大きいので、これで行こうとなってくれた事に勝手に感謝してます。ありがとう
モフルンにリンクルストーンというアイテムをセットして変身。このアイテムはリンクルステッキという武器にも装着して必殺技を発動したりも出来て、ライダーやら戦隊とも似た部分を感じる(同じバンダイ故か)
そしてまほプリはそのアイテムを使って色々と姿を変えて戦ったりもするのです。そこもライダーあじがある。
基本フォームのダイヤスタイル。パワータイプのルビースタイル。飛行・スピードタイプのサファイアスタイル。変幻自在のトパーズスタイルと様々。
敵によって戦い方を変える事が出来るというのが見ていて楽しいです。終盤では上位フォームのような姿も登場しますが、実質必殺技専用なのでどの姿も最後まで活躍しているのも良かったです。
私の好きな姿はルビースタイル。赤を基調した姿でツインテールの可愛らしさと変身の際の爆発や力強い戦い方のかっこよさの両方を併せ持っているのが良いです。
更に好きな所は映画、一番の見どころはモフルンがプリキュアになる。実質主役の活躍を見せる作品なのですけど……1時間程度の作品でここまで凄いアニメ映画を作れるのかと驚きました。
作画も展開も使用されている楽曲も全てが最高です。
他者との繋がりがテーマにある作品で誰とも繋がれなかった存在が敵になる事、みらいとモフルンの絆。そしてキュアモフルンの活躍
本当にいい映画。映画館で見たかったなぁと心底思います。
注目ポイントであるキュアモフルン。登場は作品の後半ぐらいなんですけど、そこからの活躍が最高で
キュアミラクル、キュアマジカル同様にルビー、サファイア、トパーズで姿を変えたり(映画のトパーズの戦い方がもうここでしか出来ない奴でここも好き)
戦闘中の曲も良い意味でまほプリらしさの無いかっこよさを全面とした曲でとっても好きです。
本編にもそれ以外にも色々と良い所、語りたい所はありますがダラダラ書いてもアレですしこの辺にしておきます。
とにかく一つのアニメ作品として高い完成度だと感じました。
リアルタイムで追ってみたかった。
でも、今からでも間に合うこともある。なぜなら続編が決定したから
一体どうなるのか?新しい敵が出るのか?本編の合間のエピソードをするのか?なにもわからない!でも楽しみ……いや、ワクワクもんだぁ!
今放送中のひろがるスカイ!プリキュアから入って毎週楽しく見てますけど、完結した作品を見る事でよりプリキュアというシリーズ、作品の持つ魅力や秘められたメッセージ性を感じる事が出来て楽しかったですし他のシリーズも見たいと思いました。
また感想書くかとは未定ですけど、定期的にプリキュアの記事は書いていきたいです。
それでは今回はこの辺で