物質的な豊かさの総量
日本人は気づいているだろうか?
日本人は心豊かなのだろうか?
日本には物も情報も有り余るほどに多い。
とても豊かな国なのだ・・・
日本人は文句が多い。
朝起きて今日はどの服を着ようか?
着ていく服がないだとか。
クローゼットには大量の服があるのに。
日本人は文句が多い。
朝起きて今日は何もいらないとか
食パンに塗るのはバターよりジャムが良いとか。
日本人は文句が多い。
今日は学校に行きたくないとか
学校なんて無くなれば良いのにとか。
毎日同じ服を着てボロボロになっている国もある。
着る服が無い為に学校に行けなかったり
女性は肌が露出してくるので性的暴行を
受けたりもする。
水を飲むためには綺麗とは言えない川や池などから
汲んできてそれをそのまま飲むしかない。
例えその水が昨日、自分の兄弟姉妹を殺したのだとしても。
学びたくとも学べない。
例えば先の水を汲むのは子供たちの仕事だったりもする。
その水汲みは一日8時間前後行う所もあるのだ。
或いは少し時間があってもそもそも学校がなかったり
ずっと教育を受けていないので教えられる
先生になれる人が居ないのだ。
子供達は一様に勉強をしたいと言い
皆、勉強が出来たら本当に嬉しそうに、大きな夢を語る。
自分達が着ていて捨てるようなお古はまだまだ新品であり
綺麗な水を飲める環境(井戸水の整備)が出来たとしたら
ここにいる人達は心の底から笑顔になるのだ。
この時この人達が感じている幸せは
本当に心豊かであると言えると思う。
日本人と何が違うのか。
こういった人達に比べると
日本には物が余りあるほど溢れている。
物は日本の方が圧倒的にあるのだ。
でも、どうだろう、どちらが心豊かなのだろうか?
本当の豊かさとは何処にあるのだろうか。
心豊かには物質的なものも確かに存在する。
しかしその総量には比例していないのかもしれない。
物がありふれてしまった日本人が心豊かになるには物があることへの
感謝の気持ちを今一度考え直さなければならないのかもしれない。
日本は豊かである。
日本はとても豊かな国なのだ・・・
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