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フランスの子どもは夜泣きをしない

「フランス人の赤ちゃんは朝までひとりでぐっすり眠る」

自分が赤ちゃんの夜泣きにヘトヘトになりながら育児をしていたため、この本は驚きの内容だった。

夜泣きで抱っこをしながら朝になり、腰痛がひどくなり腱鞘炎にもなった。

赤ちゃんの頃から朝7時までには起こし、夜8時には寝させるという生活リズムをつくることが大事なことは知っていた。

フランスには「夜泣き」という単語がないという。

この本によると、赤ちゃんが夜泣きをしてもすぐに抱っこをしないで、5分から10分様子を見る。

赤ちゃんは夜、泣きながらも、まだ寝ていることが多いからだという。

それを知らずにすぐ抱っこをすると、寝ている赤ちゃんを完全に起こすことになり、夜泣きをしてしまうという考え方。

また、すぐ抱っこをすることで、赤ちゃんは泣くと抱っこをしてくれると学習し、夜泣きにつながるという考え方。

早い人では産後4週間で、夜にまとめてぐっすり寝てくれるようになったこと。

または、産後4か月で夜泣きがなくなった人も出てくる。

最初が肝心なようだ。

泣いている赤ちゃんを5分から10分見守るだけは、ネグレクトではないかという批判が日本にはある。

実際、泣いている赤ちゃんを、5分から10分間も見守っているだけというのは、かなり忍耐力が必要だ。

しかし、夜泣きに悩んでいる親には助けになるかもしれない。

世界には、赤ちゃんにこのように接している国があることを、知っておいてもいいのではないか。

赤ちゃんを小さな大人として、親切に接すること。

子どもに対し「待つ」というスタンスは、夜泣きに関わらず大切なことではないかと思った。



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