022.お風呂は入っちゃったんだよ

義父が11月にアパートに入ってから、約二ヶ月半。

色々あり過ぎたのに、それだけしか経っていないのかと思う。
白髪が、ぴょんぴょん目立つようになってきた。私のが。

約70日。その間、入浴したのは７回くらい。
幸い、秋冬なので、汗で臭くはない。

だけど、不衛生。やだなぁ。

このままなら、今度、義実家に連れていくのに、クルマに乗らんといて欲しいなぁ。と夫にぼやいてみたら、同感だと。

ひと月前にヘルパーさんの介助を契約したものの、入浴できたのは４回。

先日、夫がいる時に、ちょうど入浴のタイミングで、ヘルパーさんの目の前で「この人が嫌だ」と言ったらしい。
とても丁寧に対応してくださったのに、嫌だという。

夫が一緒に入ろうと提案しても嫌だ、という。
何が嫌なのかはわからない。

数日経ち、もうそのことを忘れたかな？
何もなかったように入浴の前日にAlexa越しに「明日はお風呂に入ってね」と提案するも。

嫌とは言わずに、
「今日、入ったんだよ。綺麗になったよ。入り終わって掃除をしたら、ピカピカになって、褒められたよ。」という。

なるほど、、。（入れるはずないやん！）

「洗濯しちゃったんだよ」の次が、
「お風呂に入っちゃったんだよ」

なかなか手強い。

結局、入浴はキャンセル。

ケアマネジャーさんへは、先日の件はエスカレーションされていて、こちらからは前任の方への感謝と「どなたで、何とか入れてください」とお願いした。

次は金曜日。
予定では、我々の訪問日だけど、身内がいると甘えるからと、午前中の銀行の用事が終わったらすぐ帰ろう。
いったん、プロに任せてみよう。

夏までには、入浴のリズムができますように。
その頃は、義父96歳。

つづく。