028.義実家の捜索
義実家は今空き家状態。
年末には、義兄も消えた。
義父の周辺で、我々が知っておくべきことで気づいていないコトが何なのか。
何が足りないのかも分からず、とりあえず、鍵を預かって、義実家でエビデンス捜索。
義父の銀行口座は概ねリスト化でき、残高も把握できた。解決しないのが、消えた不動産問題。
「売却ありがとう」アンケートが届いて不動産販売会社、担当営業も分かっている。
問い合わせてやりとりを始めるために、まずは、こちら側(義兄がやったこと。もちろん義父の記憶も)の事実確認、情報を集めることが重要だった。
そのために義実家に通い始めた。
最初の頃は、主に生活圏のダイニングキッチンを探していたが、あまり見当たらず、隣りの居間(近年は義父の寝室)も含め片付けにひたすら時間が掛かって効率が悪かった。
まずは防犯対策も必要で、車庫や室内の監視カメラを着けたり、やることや、脱線も多かった。
生産性の無い仕事にげんなりする気持ちを押し殺して、時間との勝負だからと頑張るしかなかった。
なんせ、もうその土地は着工が始まりつつある。
しかし、とにかくモノが多い‼️
二階を探し始めると和室に集中していた。
二階への階段は、私の知っている限り一番の急勾配。義父は一人では上がれなくなっている。
だからなのか、不動産関係の資料が二階の和室に集中していた。
不動産販売会社からの提案書(①今回売却された土地、②義実家の土地、③我々夫婦が住む土地、④長野の小屋)
それぞれの登記簿
我々の登記簿の、私と夫の名前にはマーカーが引いてある。土地は義父のだけど、家屋は夫婦名義。
営業の議事録
売買専売契約書
義父の実印を真似てオーダーしようとしたのか、もうしたのか、印鑑デザイン下書き
義父の遺言書を自分に有利な様に書いたメモと、信託銀行の資料(←また新たに確認する銀行が増えた)
ノート
目的の資料が出てきた。
春くらいから動いていたのが分かる。
時系列に整理して、どう進めるか検討を始めた。
続く。