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さよならのラブソング - episode 29

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>> episode 28

「そうなの?まあ、ゆっくりしていってちょうだい。」
エウルナは笑みを浮かべて僕に言った後、サラとダリアンの方に向き直った。
「そうそう、計画的分離キャンペーンのことだったわね。」
ダリアンが
「その話ですが…」
と言うと光の粒子が現れ、それが集合して形を形成し始めた。テーブルが1つと椅子が4脚。透けていて触れない。しばらくするとそれらの色がはっきりしてきた。各々、近くにある椅子に座る。僕はその様子を立ったまま見ていた。
「座りなよ。」
とダリアンが僕の横の椅子を指さした。おそるおそる椅子を触ると固体化していて、触ることができたので、座った。

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855字
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” …忘れないで。 …誇り高き時代があったことを。 …温かく優しい世界を。 ” ある日を境に見たこともない地図にもない島に来てしまった主人…

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