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頚椎の臨床 触診とアプローチ
いつもありがとうございます。
ASRIN 石田 でございます。
今回のテーマは「頚椎」
臨床上、頚部は少し触るのが怖いと思えるような場所。
しかしながら、十分に位置を確認しながら行えると、楽に動かせる場所にもなります。
機能解剖を考えながら、臨床でのアプローチ方法なども進めていきます。
●目次
1.頚部の機能構造と触診のポイント
・頚椎の位置関係の把握
・【動画】第 1 頸椎・第 7 頸椎の触診
・【動画】第 1 頸椎・第 7 頸椎の触診(座位)
・Coupling systemについて
・頚椎の形態的特徴
・頚椎の動き
・腕神経叢の解剖
・頚椎の関節構造について
・椎間板について
・後頭下筋群の特徴
2.頚部のリスクについて考える
脳底動脈循環不全
3.頚部の疾患と分類について
①頚椎症性神経根症について
・臨床症状
・神経根による頚部痛の位置
②頚椎症性脊髄症について
・臨床症状
・10sec testの疫学検査
・診断基準
③胸郭出口症候群について
・分類
・症状について
・絞扼部位について(3つのトンネル)
・絞扼部位の評価
・それぞれのアプローチの考え方
4.アプローチの考え方
・項靭帯のアプローチ
・【動画】 C1〜2へのアプローチ
・後頭下筋群へのアプローチ
・【動画】後頭下筋群へのアプローチ
・肩甲挙筋のアプローチ
・【動画】肩甲挙筋へのアプローチ
・椎間関節の動き
・【動画】頚椎の触診からの評価
・【動画】椎間関節のアプローチ
5.枕の選び方
バスタオルで作れる自分に合う枕を整える
スライド:36枚
動画:7本 33分
1.頚部の機能構造
頚部の機能解剖を学んでいきましょう。
頚部は触診をしていく中でも、「怖さ」があるところにもなりますが、
骨格からしっかりと位置を確認していくと、イメージがしやすくなります。
まずポイントを抑えていきましょう。
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