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補中益気湯、という漢方薬
こんにちは。
よし!noteを書くぞ!と決めて安定の1日坊主。
せめて三日坊主であれ。
さて。
今週は「補中益気湯」を描いてみました。
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いつものことですが、漢方とイラストは関連していません。
ですけど補中益気ができていると、こんな感じかな、という感じ(謎)
【補中益気湯】は結構良く使われる漢方薬。
主軸は「人参」の補気か「柴胡」の疎肝か。といった感じがありますが、その両方が欲しい現代人の疲れにはまさにうってつけのような処方ですね。
実際、人参による、その名の通り「補中益気」が主軸という感じがありますね。
ちょっと説明すると
「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」は、
生命活動のエネルギーである「気」の量が不足した「気虚(ききょ)」の状態の方に用いられる処方。
エネルギー不足の方にいいんですね。
なので、よく病院からも処方されます。
とは言え、そんな簡単だせるものか?というとやはり体調に合わせる必要はあります。
ちょっと処方内容を見てみましょう😊
・ニンジン …補気健脾作用
・ビャクジュツ …補気健脾作用
・オウギ …補気健脾作用
・タイソウ …補気健脾作用
・ショウキョウ …補気健脾作用
・カンゾウ …補気健脾作用
・サイコ …升提作用
・ショウマ …升提作用
・陳皮 …理気作用
・当帰 …補血作用
基本は「補気健脾作用」ですね。
その他に「升提作用(しょうていさよう)」や「理気作用」、「補血作用」が入っているのが面白いところ。
升提作用とは「グッと上に引き上げる」作用。
・弛緩した平滑筋の緊張を回復して臓器の下垂などを改善する作用です
全身の体力、気力、また免疫力を回復する仕様になっております😊
補中益気湯は「元気がないときに使う薬」と簡単に使われていますが、
◉補中益気湯は「柴胡(さいこ)」も配合されているので、神経質でイライラしがちな方で疲れがある方、咳が出る方によく合います😊
さて、イラストですが、今回はUNIQLOに置いてあるフリーマガジン「Life wear」より。
もとはこちら
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ワンコも一緒に描いてみたかったんです😊
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それに伴う人たちも。(また個別に解説します)
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そのほかにも色々ありますが、枚数的にこの辺で。
また次回は生薬と漢方のお話をしていきますね✨