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ふつうのともだち


長い間、付き合う人は限られてきた。

限られてきたというか、知らず限定してきたというのが正しいかも。
こどもとの生活に合わせて、というところが大きい。
若いときは、ともだちひゃくにんできるかな♪のまま、ともだちは多い方がいいと思っていたが、振り返ればこの10何年、いろいろなひとと付き合うにはまず時間がなかった。
毎日バタバタで休みは休みたい!というのもあった。

この数年は職場の一部の気の合う人たちとは、ときどき少しの時間。ママ友とはお互いに時間が許せば、情報交換を兼ねてごくたまに、食事をする程度。
学生時代のともだちとは年に1回集まれればいい方だ。みなそれぞれの立場で忙しくしている。
そういう年代なんだろう。

気づいてみれば、仕事関係かこども関連が主な交友関係になってしまっている。

昨年からnoteを始めたり、少しずつ自分の時間を取り戻してきたから、今年からはなんといえばいいんだろう、単なるふつうのともだちも増やしていけならなあ。

たくさんは必要ないけれど。

むかし、就学前の娘を児童館に連れて行ったときに、初めて会った子とすこし遊んだあとに
「一緒に遊ぶとたのしいね。おともだちになろう?」
と言っていたのを思い出した。

ふつうのともだち。っていいですよね。




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