教育を「シンプル」に捉えなおす
令和の教育は複雑だ。
専門である社会科の教育で思いつく限り書いてみても、
平和教育、主権者教育、金融教育、法教育、消費者教育、税教育、郷土教育
このような教科の教育に加え、
学校全体としては、
キャリア教育、国際理解教育、安全教育、防災教育、性教育、情報モラル教育、食育、ボランティア教育、LGBTQ(SOGI)教育、芸術教育
現代的なキーワードとしては、
・主体的・対話的で深い学び
・1人1台のタブレット端末活用
・個別最適化された学び
・協働的な学び
・STEAM教育
・特別支援教育、インクルーシブ教育
学校の役割はどんどんと増えてきている。
僕たち教師は真面目だ。
どんどんと取り入れていこうとして、スーパーマンを目指してしまう。
結果、どれもが中途半端になってしまったり、あきらめてしまったり。
また、気を取り直してチャレンジしてみるんだけど、やっぱりやりきれない。こんなことの繰り返しだ。
最悪の場合、精神的にも、身体的にもつぶれてしまう。
僕自身もその一人。
公教育には無限の可能性があると信じているからこそ、いろんな可能性について挑戦してしまう。
ただ、分かっていることが一つ。
全部やるスーパーマンなんて無理。
だから、もう少し教育を自分なりに「シンプル」に捉えなおしてみる作業をしていく。
シンプルな社会科授業とは?
シンプルな学級担任とは?
シンプルな部活動とは?
複雑な時代、複雑な教育を求められている今だからこそ、中学校教師として、
「シンプルに生きる」
2023年は、シンプルな実践を試行錯誤し、自分なりに整理していきたい。