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【asparagusのシンプル部活動 No.5 】平日練習で目標達成へ向けてのプロセスを作る
僕は、今まで未経験の部活動の顧問をしてきた。
今もやったことのないバレーボール部の顧問として仕事をしている。
たくさんの失敗を繰り返してきたけど、それなりに経験も積んできた。
さて、そんな僕は、自分で「シンプル部活動」と銘打って、部活動の目的をたった1つに絞っている。
それは、
「努力するプロセスを体験させること」
これだけ。この目的達成のために、僕は部活動をしている。
前回のテーマは、部活動運営の軸は「練習試合」。詳しくは、以下のリンク先へ。
今回は素人顧問が、平日の練習をどう組み立てるか。
まず、上のリンク先にもあるように、土日の週末は練習試合を基本的に組むことにしている。これが素人顧問の部活動運営の軸となる。
その上で、日々の平日練習はどう組み立てるか。
asparagus式の平日の練習の目的はシンプルに以下の2つである。
① 練習試合で見つけた課題を克服すること。
② 練習試合で光ったプレーから次のステップへとつなげること。
1つ目の「練習試合で見つけた課題を克服すること」について。
バレーボールであれば、
「サーブカットが返らないことが多かった」
↓
「サーブカットのさまざまな練習に取り組む」
といった感じである。
こうやって自分たちで見つけた課題を1つ1つ克服していくプロセスを作る。
2つ目の「練習試合で光ったプレーから次のステップへとつなげること」について。
バレーボールであれば、
「ブロックでワンタッチをとれる」
↓
「ワンタッチのボールに反応しキレイにレシーブできるようになる」
といった感じ。
これがチームの強みとなり、チームの色を与えてくれる。
こうやってチーム独自のカラーが生まれてくる。
こんな風に、練習試合で得られたものを軸に日々の平日練習を組み立てるのがasparagus流の平日練習。
ただし、ここからが素人顧問には難しい関門が待っている。
目的は明確化されても、具体的にどんな練習をしたらよいか分からない。
そこで大活躍するのがインターネット。
ユーチューブを調べれば、いくらでも練習メニューが出てくる。
インスタ、フェイスブック、ツイッターでも様々な情報がある。
本来だと、情報量が多すぎて適切な練習メニューを探すのも、
一苦労であるところだが…
asparagus流だと、目的は練習試合で明確化されているので、
検索をしぼることが出来る。
1週間に1回、ひたすらバレーボールの練習について、調べる
時間をとっている。
子どもたちが見つけ出した課題に合う練習メニューを。
特に、ネット上に動画としてあげられている練習メニュー
はその様子も具体的に分かって、素人には本当に有効だ。
子どもたちも目的が明確化され、
「なぜ今この練習をしているのか」
を理解できている。
そういった意味で、子どもたちにとっても、
効率的で、前向きに取り組める要素がたくさんある。
今日のテーマは、日々の平日練習をどう組み立てるか。
ポイントは2つ
① 練習試合で見つけた課題を克服すること。
② 練習試合で光ったプレーから次のステップへとつなげること。
この2つのポイントをおさえながら、顧問も一緒に生徒たちとともに
進んでいく姿勢をつくる。
そうするとこで、
チームも個人も、努力するプロセスを経験し、失敗や成功の体験が積み重ねられる。
さぁ、努力のプロセスを経験させていくために、明日からも部活動がんばろう。