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田舎にマドンナが来ました



○○:(冨里さん可愛いなー…)




五百城:○○、誰見とんの? ニヤニヤ


○○:誰も見てないよ…


この人は五百城茉央、この学校のマドンナの1人で僕の幼馴染です。親の地元も同じで家族ぐるみで仲がいいです。

僕が見ていた人は冨里奈央さん。この学校のもう1人のマドンナで茉央の親友、僕の好きな人でもあります。


五百城:そんなに好きなら、話しかけてみればいいのに笑


○○:そんな簡単に話しかけられたら苦労しないよ…


五百城:やっぱ見とったんや笑


○○:もー//


僕は冨里さんのことが好きだが、なかなか話しかけることができず、茉央に相談に乗ってもらっている


五百城:おーい、奈央ー


○○:(茉央!)


五百城:お昼食べよ!


冨里:いいよー


五百城:○○も一緒に!


○○:冨里さんはいい?


冨里:全然いいよー



冨里:相良くんの弁当美味しそう!


五百城:○○自分で作ってんねん


○○:茉央、余計なこと言わなくていいって💦


冨里:すご!相良くん、卵焼きちょうだい!


○○:まあ、いいよ…はい、あげる


冨里:あーん


○○:え//


五百城:行っちゃえ行っちゃえ笑


○○:あーん//


冨里:あーん、美味しいなー モグモグ




○○:お粗末さまです///


五百城:(やるやん、○○)




学校であんなことがあったけど、なんだかんだ夏休みになりました


○母:準備できたー?


○○:ちょっと待ってー!


夏休みには祖父母の家に行くのが恒例行事となっていて祖父母の駄菓子屋をいつも手伝っている




○○:やっと着いたー


○父:運転してないのによく言えるなー笑


○祖母:よくやってきたね〜


○○:おばあちゃん、今年も駄菓子屋手伝うよー


○祖母:ありがとうね〜


○○:お父さん、もう俺今日から手伝うね


○父:行ってこい笑
おばあちゃんもおじいちゃんも喜ぶぞー ニヤニヤ




○○:おじいちゃん、久しぶりー

○祖父:よくやってきたねー、今年も手伝ってくれて助かるよ〜


○○:僕が店番やるから、おじいちゃん休んでていいよー


○祖父:いい孫を持ったもんだ〜


○○:ありがとー




○○:(それにしても人なかなか来ないなー、みんな夏休みだからここにいないのか?)


??:お姉ちゃん、僕お菓子欲しいー


??:分かったじゃあ、ここの駄菓子屋寄ろうか
こんにちはー!


○○:いらっしゃいま…せ…


ラフな私服を着た冨里さんが駄菓子屋にやってきたのだ



冨里:相良くん!?!?なんでここにいるの!?!?


○○:冨里さんこそなんでここに?


冨里:お母さんの地元がここなんだよねー
○○くんにこんなラフな格好見られるなんて恥ずかしい//


○○:(なんて声かければいいのか)
…似合ってるよ//


冨里:ほんと?なら良かった!


○○:(分かりやすく元気になったな笑)


冨里:○○くんこそなんでここに?


○○:僕のお母さんもここが地元なんだよ、この店はおじいちゃんのお店なんだー


冨里:いいお店だね! ニコッ


○○:ありがとう//


冨弟:これ欲しいー


○○:今日サービスであげるよ!


冨里:そんなの悪いよー…


○○:大丈夫だって笑


冨弟:ありがと、お兄ちゃん!


○○:どういたしまして ニコッ


冨里:(かっこいいな、相良くん)///



冨里:相良くんありがとね!


○○:いえいえ全然💦


冨里:私はあと1週間くらいいるんだけど相良くんはどのくらいいるの?


○○:僕もあと1週間くらいいるよー


冨里:もし良ければどこか遊びに行かない?//
今日のお礼もしたいし


○○:遊びに行きたい!明後日とかでいい?


冨里:うん!


翌日夜



○○:茉央ー、久しぶりー


五百城:久しぶりー、○○も帰ってきてたんやな



○○:母親同士は知ってたからって夜ご飯急に食べることになるとはな笑


五百城:急やったな笑
そういえば、明日奈央と遊びに行くんだって〜 ニヤニヤ


○○:なんで知ってんの?//
冨里さんの親御さんの実家がこっちなんだってー


五百城:もうそんなに仲良くなったんだー
じゃあ今回のデートで告白だね笑


○○:無理だよ、そんなの💦
絶対成功しないし…


五百城:なよなよすんな!男だろ!


○○:わかったよ…


五百城:どこ行くか決まってるん?


○○:冨里さんが当日になってからのお楽しみだって教えてくれないんだよねー


五百城:そうなんや、まあ、楽しんできな!


デート当日


集合時間の10分前だったが冨里さんがもうすでに集合場所にいた



○○:おはよう、お待たせ!結構待たせちゃった?


冨里:私が勝手に早く来ただけだから大丈夫だよー


○○:冨里さん、服似合ってるよ//


冨里:相良くんもかっこいいよ?//


○○:ありがと、行こっか?//


冨里さんは動こうとしない


○○:冨里さん?



冨里:手繋がない?///



ギュッ


○○:いいよ//





○○:今日は何するの?


冨里:内緒ー笑
当てられたら教えてあげるー


正直この街と言ったらここしかない


○○:海かな?


冨里:なぜわかった!○○くんは超能力者?笑


○○:(これ以外なくないか💦)





冨里:つめたーい!



○○:冨里さん、そんなにはしゃがないで!
転んじゃうよー


バシャーン


○○:(言わんこっちゃない…)


冨里:相良くん、助けてー!


○○:はいはい…笑


近寄った瞬間


冨里:おりゃっ!



○○:冷たっ!


冨里:アハハ!


○○:可愛い ボソッ


冨里:なんか言った?


○○:やめてって言ったの!笑


冨里:おりゃ、おりゃっ!


○○:やめてよぉー(楽しすぎる笑)





海で遊んで海の家でご飯食べ、気がついたら日が傾き始めました


○○:冨里さん、これからどうする?


冨里:夜の海と言ったら花火しかないでしょ!


○○:そうだね(笑顔可愛すぎる)//





冨里:相良くん、見て!綺麗じゃない?


○○:めっちゃ綺麗//


冨里:ねぇ…


○○:なに?

冨里:奈央は?ボソッ


○○:え?


冨里:奈央はどう?//


○○:…めっちゃかわいいよ//


冨里:嬉しい…//





○○:花火最後になっちゃったね…
やっぱ最後といったら線香花火だよね!


冨里:勝負しない?線香花火先に落ちた方が勝った方の言うことひとつ聞くっていうの


○○:おっけー笑
絶対勝つ!


今日は冨里さんとこうして遊んで、冨里さんにいっぱい楽しませてもらった。ずっと学校で見てきた好きな人と茉央とかこんなご縁で仲良くなることができた。


今日この勝負に勝っても負けても冨里さんに告白しよう…




○○:(絶対勝つ メラメラ)


冨里:ねぇ、相良くん。私勝っても負けても同じ結果になるって信じてるから…


○○:えっ ビクッ


驚いた震動で線香花火が落ちてしまった…


冨里:やったー、勝った ニヤニヤ


○○:負けた…言うことひとつ聞くよ


冨里:そうだね笑
…相良くんが多少鈍感でもさっきので気がついたと思うんだけど…


“相良くんのことが好きです…”


こんな私だけどもし良ければ付き合って欲しい!


○○:僕ずっと冨里さんのことが好きだったんです!だから俺も付き合いたいです!


冨里:えへへっ
これからもよろしくね、○○くん?


○○:(可愛すぎる)//
よろしくね、奈央//


fin


こんにちは、アスパラです!


なおなおの作品でした!幼馴染系と迷ったのですが、今回はまた違ったなおなおの無邪気さを出せたと思います!

拙い文章となっていますが、ご覧いただきありがとうございました🙇‍♂️

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