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高校時代のマドンナは怒っているようです
の続編です!
ハロウィンパーティーから1ヶ月が経った…
○○と写真を撮ったりして嬉しいこともあったけど、○○は乃木商事の人と仲良さそうだったし…
あれからどんな顔を見せていいのか分からず、○○とは会えていない…
そんな中、私はアルノのにカフェに呼び出されていた…
中西:もう!先輩に振られたーー!もうほんとに◎△$♪×¥●&%#?!
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池田:まあまあ…ハロウィンあたりはいい感じだったの?
中西:んー…デートに行く約束するまではこぎつけたんだけどそこからは…
実はハロウィンパーティーのときこんなことがあった
ハロウィンパーティーにて…
池田:1人だけ思い上がってたのが恥ずかしくなってきた…//
中西:まあそういうときもあるよ…はあ…
池田:アルノはどうだったんだ?
中西:いやそれがさ…デートに行くことになったんだよね…
池田:それにしてはテンション低め?
中西:んー…なんか誘ったとき緊張しちゃってさ…日にちすらもまだ決められなくて…
池田:そうだったんだ…
みたいなことがありまして…
池田:結局日にちも決められず断られた感じか…
中西:そうなんだよ!もう最悪!
池田:まだ切り替えられないかもしれないけどこれからどうするの?
中西:んー…クリスマスまであと2週間くらいだけど私はまだ無理かな…
池田:そうか…
中西:はい!私の話は終わり!瑛紗は?ハロウィンパーティーでもその後でも何かあった? ニヤニヤ
さっきまで落ち込んでいたのが嘘のように元気にアルノは聞いてきた
池田:ハロウィンパーティーで写真撮れたのは嬉しかったぞ…// でも…○○は乃木商事の人と仲良さそうだったし…
中西:美空のことかな?
池田:知ってるのか!
中西:そんなに前のめりにならなくても…笑 知ってるも何も毎朝顔合わせるし一応入った年は同じだし?
池田:ていうことは○○とも…
中西:一応同期ってことになるねー
同期、仲良さげな雰囲気、それにあんなに可愛いビジュアル
私全ての要素で負けてません…?
池田:わ、私完敗だぞ…
中西:え?完敗?
池田:うん…その美空?っていう人に勝てないぞ…
中西:大丈夫だって!顔上げな?美空はたしかに可愛いけど○○とは面識無いはずだよー
池田:そうなのか…?
中西:それに比べてさ瑛紗はさ○○とは高校からの知り合いだしめっちゃ仲良いでしょ?
池田:まあ…そこはそうだけど…
中西:それに何より○○のこと世界で一番想ってるでしょ?
池田:お、想ってる訳じゃ…//
中西:想ってるでしょ?
アルノは意地悪に聞き返してくる
私のことを見透かしてみるみたいに…
池田:想ってます…//
中西:正直でよろしい!
池田:もう!恥ずかしいから!
中西:なんかケーキでも食べようよ!これから頑張る記念ということで!
池田:そうだな!笑
私たちはカフェでの時間を楽しむことにした…
ケーキを頼んでから1時間
私たちは会えていなかった1ヶ月分の色んな話で盛り上がった
オシャレで静かなガラス張りのこのカフェはアルノの職場の近くにあるということで街ゆく人はスーツに身を包んだ人ばかりだ
普段○○もここで…
池田:…
中西:どうしたの?外なんか見て…
池田:あ、いや…なんでもない…
○○のこと探してたなんて言えない…
突然、○○らしき人がいたような気がした…
中西:あ、○○だ
やっぱいたんだ…
中西:隣に誰かいる?
よく見るとたしかに女性らしき人がいる…
池田:…
私は外をよく注視した
なんとそこには…
一ノ瀬:…
○○:…
美空さんと歩いてる○○がいたのであった…
池田:み、美空さん…
中西:なんであの2人…って瑛紗!
私は無意識に○○のところへ走っていた…
ハロウィンパーティーから1ヶ月ほどがたった
俺は残してしまった仕事を処理するために休日返上でオフィスに来ていた
あのパーティー以来なぜか2週間に1回くらいで会っていた瑛紗から連絡が無い…
休日くらい会って話してもいいのに…
○○:(どうしたんだろう…また忙しくなったのかな…)
でも瑛紗とは別に恋人ってわけじゃないし会わなくても…
寂しいのかな俺…
一ノ瀬:お疲れ様です、小山さん!
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○○:あ、えっと…一ノ瀬さん?お疲れ様です
一ノ瀬:はい、一ノ瀬であってます!ハロウィンパーティーではお話できて楽しかったです!
○○:あ、こちらこそ…って今日休日ですよね?
一ノ瀬:私たち受付は土日が休日って訳ではないんです!曜日固定なので!
○○:そうなんですね…初めて知りました…
あまり受付の人とかと話したこと無かったからそんなこと知らなかったな…
もっと周りの人と話したら楽しいのかな…
こう思えるようになったのもあいつのおかげか…
一ノ瀬:なんか浮かない顔してます?
○○:俺ですか?そんなことないですよ…
一ノ瀬:そうですか…気のせいだったか…そういえば!クリスマスって予定ありますかね?
クリスマスか…もうそんな時期なんだな…
クリスマスって瑛紗どうやって過ごすんだろ…
○○:…
一ノ瀬:予定埋まってる感じですね?笑
○○:あ、いや埋まってはないんですけど…
一ノ瀬:過ごしたい相手がいるんですね?
○○:そういう訳では…
瑛紗とクリスマスを過ごす…
楽しそうだな…
一ノ瀬:この間のパーティーに来ていた人ですか?
○○:な!//
一ノ瀬:へー笑 小山さんあの方のこと好きなんですね!
なんでさっき否定しなかったんだろう…
瑛紗に会えなくて寂しいとか普通思わないよな…
一緒に写真撮って照れないよな…
下の名前で呼ばれて照れないよな…
○○:す、好きなのかもしれないです…//
一ノ瀬:好きなのかもしれない?パッとしないですね笑
○○:まだ確証が持てないので…でもクリスマス過ごせたならって思いますよ!
一ノ瀬:じゃあプレゼント渡しましょうよ!お相手の方も喜ぶと思いますよ!
○○:プレゼントか…なに渡そう…女性ものって何も分からないな…
一ノ瀬:なら私がついて行きましょうか?小山さんしか今日来なさそうなので作業終わり次第ここ集合で!
○○:一ノ瀬さんが迷惑じゃなければ…
一ノ瀬:はい!全然迷惑じゃないですよ!
○○:そういうことなら…よろしくお願いします!
一ノ瀬:固いですよ笑
一ノ瀬:やった…小山さんと少し接点できた…今は無理でも今の恋が失敗したら… ボソッ
とんでもないことを考える美空でした…
そんなこんなで街に繰り出した俺と一ノ瀬さん
○○:女性ってなにもらったら嬉しいものなんですか?
一ノ瀬:もしお相手の方が小山さんに好意を寄せているのであれば何でも嬉しいと思いますよ!
○○:そんなことないので…さらになんでもが1番困る…
一ノ瀬:じゃあ小山さんがお相手の方がつけていて似合いそうなアクセサリーってなんですか?
○○:んー…
瑛紗がつけていて綺麗そうなもの…
○○:イヤリングとか?
一ノ瀬:イヤリングですか…いいですね!買いに行きましょう!
○○:わかりました!
ラグジュアリーショップにて…
○○:結構アクセサリーって高いんですね…
一ノ瀬:安いやつもありますけどプレゼントなのでね?
○○:そうですね!どれが似合いそうかな…
一ノ瀬:なんか楽しそうですね…笑 少年みたい!
○○:それ褒めてるんですか?笑
一ノ瀬:はい!褒めてますよ!そんな顔見せてもらえるなんて羨ましいな… ボソッ
○○:なんか言いました?
一ノ瀬:あ、いやなんでもないです!
俺は瑛紗に似合いそうなイヤリングを見つけ、無事イヤリングを買うことができた
○○:プレゼント用の包装とかありますか?
店員:はい、ございますよ!お隣にいる彼女さんへのプレゼントですか?
○○:彼女じゃ…
一ノ瀬:彼女じゃないですよ笑 同僚で買い物に付き合ってるだけです!
店員:そうなんですね!でも…喜んでもらえるといいですね!
○○:はい!
俺と一ノ瀬さんはお店の外に出て少し歩いていた…
○○:一ノ瀬さん、今日はいろいろありがとうございました!
一ノ瀬:いえいえ…ほんとにお相手さんのこと好きなんだなって感じましたよ…
○○:なんかお恥ずかしい…//
一ノ瀬:私もこれで諦めがつき…
??:ねえ!○○!
○○:??
外で話しているときになんと瑛紗が目の前にたっていた
○○:瑛紗!なんでここにいるの?
池田:私はアルノとご飯に…なんでこの方と2人で…?
○○:ああそれは…
一ノ瀬:私はここで!小山さん頑張ってください!
余計なことを言うな…
○○:それはさ…
池田:あの方といるのそんなに楽しかったですか?すごい笑顔なので…
○○:そんなんじゃないよ!ちょっと買い物に付き合ってもらってただけ…
クリスマスまではこれは渡せない…
池田:こんなに高いお買い物して誰かに渡すんですかね!
○○:なんで怒ってるんだよ…
池田:だってそれは!…なんでもないです…帰ります…
瑛紗は何かを言いかけてどこかに行こうとした…
こんなことで瑛紗と喧嘩したくない…
これから会えないなんて寂しすぎる…
いや絶対に嫌だ!
○○:おい!瑛紗!
俺は咄嗟に瑛紗の腕を掴んだ
池田:なに…
既に瑛紗は半泣きだった…
でも俺にだって譲れないときだってある…
○○:クリスマスに瑛紗に渡すプレゼント選んでたの!
池田:え…
○○:それで一ノ瀬さんにも手伝ってもらってたの…
池田:そうだったのか…
○○:本当はクリスマスに渡す予定だったけど…はい!少し早めのクリスマスプレゼント!
池田:う、嬉しいぞ…あれ嬉しいはずなのに…涙が止まらない…
○○:瑛紗…
俺は瑛紗のことを抱きしめた
○・池:…
池田:ち、ちょっと○○…長いぞ…//
○○:ご、ごめん!//
池田:クリスマスプレゼントありがとうな!
○○:いえいえ…渡したかったから無事喜んでもらえて嬉しいよ! ニコッ
池田:…//
○○:照れるなよ…俺まで恥ずかしくなる…//
池田:待ってくれ…ていうことは私とクリスマス過ごしてくれるのか?
○○:俺は過ごしたいって思ってたけど…どうかな?
池田:もちろんだぞ!嬉しいぞ!
○○:良かった!
池田:でもちょっと待っててくれな…一応予定たしかめる…
○○:俺もそういえば見てなかった…
○・池:あのー…
池田:あ、○○…先にいいぞ…
○○:いや瑛紗…先にいいよ…
池田:私さクリスマス…仕事入ってたぞ…ごめん!
○○:あの…俺も…
池田:え…?
○○:俺商社で働いてるから海外のクリスマスマーケット見に行かなきゃいけなかったの忘れてた…
○・池:ぷっ…ははは!
○○:とんだ偶然もあるもんだな!笑
池田:本当だぞ!笑
○○:まあなら定期的に会うでいいか?いっぱい話したいことあるからさ笑
池田:それでいいぞ!
○○:てかアルノはいいのか?
池田:あ!忘れてた!
○○:忘れてたって…笑 ほら戻ってあげな!
池田:うん!改めてプレゼントありがとう!また今度な!
○○:うん!また今度!
こうしてクリスマスは過ごせなかったけど、定期的に瑛紗と会うことになった○○でした…
中西:良かった良かった笑 互いにいつ気づくのかな…楽しみ笑
to be continued…
「高校時代のマドンナシリーズ」の続編でした!
久しぶりの投稿でしたので、過去作を見返していただけるとこれからの話もわかりやすいと思います!是非見返していただけると嬉しいです!
クリスマスの作品サボっていたので完成したのが今更になってしまって申し訳ございませんでした!
ちなみに…
この作品はスピンオフ的な作品なのでマガジンに追加したのですが、もし見ずらいようでしたらXや
Xのリンクにあるマシュマロにご意見よろしくお願いします🙇♀️
長くなりましたが、
ご覧頂きありがとうございました!
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感想もお待ちしております!