百合は僕には刺さらないようです(百合要素はありません)
僕大友○○のクラスには2人のマドンナがいます。
お人形みたいな顔をしていて不思議ちゃんだけど賢い池田瑛紗さんと綺麗で大人っぽいけどポンコツな菅原咲月さんです。
2人はとても仲がいいんだけどなんか距離が近いような…
池田:おはよう、さっちゃん！
菅原:おはよう！今日も瑛紗は可愛いね♡ ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
池田:ありがと、さっちゃん！さっちゃんもお目目クリクリで可愛いでちゅね♡ ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
普段から2人の会話のときは2人ともこんなテンションなのです…
周りの生徒はどう思っているのでしょうか？
男1:綺麗な2人がイチャイチャしてるなんて目の保養すぎる！
男2:そういうの好きじゃないけどそういうのに目覚めそう…
など男性陣からは好評っぽいです💦
僕はあまりそういうのに興味は無いのですが…
？？:おはよう、大友くん
○○:おはよう、五百城さん
五百城:あの2人のこと見てたの？大友くんも遂に目覚めた ﾆﾔﾆﾔ
○○:まじで興味無いから安心して笑
五百城:瑛紗とは部活一緒だけどいつもあんな感じなの？
僕と池田さんは同じ美術部なのだ
○○:いや、みんなには普通に接してるんだけど俺にはつめたいんだよね…
でもデッサンするときだけモデル任されるんだよね…
五百城:さっちゃんとは？幼馴染でしょ？
僕と咲月は幼稚園からの幼馴染である
○○:中学の途中からずっと無視されてるよ笑
目合っても目逸らされるんだよね
五百城:照れてるだけじゃない？
○○:そんなことは絶対ないよ笑
池田:さっちゃんのお鼻チュンってしててカワイイねー
菅原:ありがとー
○○:2人ともあんな感じだったっけなー
ちょっとあそこまで行くと気持ち悪いかも笑
池・菅:ｷﾞｸｯ
どうも！菅原咲月です！
○○に他の子と仲良くして嫉妬してほしいのに「気持ち悪い」なんて言われてしまいました…
池田:やっぱ私たちでイチャイチャしても意味ないんだよー
他の“男子”と仲良くしないと嫉妬なんてされないって
菅原:でも私○○以外の男子と話したくないもん！
池田:そんなだったら一生○○に振り向いてもらえないからね！
菅原:それは嫌だよー
私池田瑛紗は同じ部活の○○くんに恋をしています。
さっちゃんの作戦に協力したのは私にも構って欲しかったから(これはさっちゃんにも伝えています！)。
いつ私の気持ちに気づいてくれるでしょうか…
美術室
○○:おはよう、池田さん！
池田:おはよ (また冷たくしてしまった…挽回しないと)
池田:なんの絵書いてるの？
○○:この間書いた風景画の修正だよ
池田:ここはこうした方がいいんじゃない(少しこれで距離近くしよ)
○○:たしかにそうだね
教えてくれてありがと！
池田:…どういたしまして(なんで照れないの！)
今日もデッサンのモデルお願いしてもいい？
○○:全然いいよ！
2人とも○○くんを攻略できないようです…
菅・池:茉央ー、助けてよー ｳﾙｳﾙ
五百城:えー💦
大友くんのことならいつも相談乗ってるじゃん笑
まあ気持ち悪いって言われてたからなー笑
菅・池:ｷﾞｸｯ
池田:嫉妬させろってアドバイスしたの茉央じゃん！
五百城:2人でイチャイチャしてなんて言ってない笑
なんだかんだ2人と話せないの大友くん寂しがってるし
菅原:ほんと？じゃあ…
菅・池:猛アタックするしかないね！
五百城:最初からそうしてって言ってたのに笑
○○:(今日は何描こうかなー)
池田:おはよ、○○くん！
○○:おはよ、池田さん！(今日すごい元気だな笑)
池田:○○くん今日もお願いしていい？
○○:いいよー
デッサン途中
池田:○○くん？
○○:なに？
池田:いつになったら私のこと瑛紗って呼んでくれるの？
○○:えっ？呼んで欲しいって言われたことないよ？(どうしたんだろ池田さん)
池田:じゃあ、呼んで欲しいって言ったら呼んでくれるの？//
○○:えっ//いいけど…
池田:じゃあ今呼んでみて！
○○:て、瑛紗///
池田:///
○○:なんで池田さんが照れてるの//(か、可愛い//)
池田:瑛紗って呼んでよ ﾎﾟｶﾎﾟｶ
○○:(少しは仲良くなれたかな笑)
菅原L:『久しぶり！明日一緒にお昼食べない？お弁当持ってこなくていいよー』
○○L:『おっけー！』
○○:(なんだろ急に)
お昼
菅原:○○ご飯食べよ！
○○:いいけど…
菅原:屋上行こ！
ｷﾞｭｯ
○○:ちょっと手//
池田:(いいなーさっちゃん…)
菅原:強引でごめんね💦
○○:全然いいけど…手離して？//
菅原:あっ…ごめん//
これお弁当ね！
○○:ありがと！美味しそうだなー
こんな弁当作れるようになったんだね！
菅原:ありがと//
○○のために練習したんだから ﾎﾞｿｯ
○○:？？
とりあえず、いただきまーす！
菅原:ちょっと待って！私が食べさせるから//
○○:えっ//
菅原:はい、あーん//
○○:あーん//美味しいよ、咲月//
菅原:良かった//
○○:ご馳走様でした！
菅原:お粗末さまでしたー
○○:本当に美味しかったよ、咲月！
菅原:嬉しいなー…○○のために練習したんだからね//
じゃあね、授業遅れないようにね//
○○:待ってよ、咲月〜
ある朝
○○:(今日眠いなー…手紙？2通もある)
内容はどちらもおなじ
『○○(くん)へ
放課後、教室で待っています』
○○:(これ誰だろ、片方は大体想像できるけど笑)
五百城:おはよ、○○！どうしたん？ラブレターやん！
○○:そーなんだよねー
放課後教室行かないと
五百城:(やっとあの2人告白するんや)
放課後
○○:ここか、こんにちはー
○○:(誰もいないし…)
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
○○:咲月と…瑛紗？
菅・池:瑛紗(さっちゃん)？！？！
池田:さっちゃんも同じこと考えてたんだ…
菅原:じゃあ2人で一緒に言おうか…
菅・池:せーの
好きです！私と付き合ってください！
○○:えっ💦
菅・池:○○(くん)はどっちを選ぶの！
○○:(こんな2択選べないよー！！！！)
fin
こんにちは、アスパラです！
皆さんならどちらを選びますか？
私はもう決まってますけど…
中編4作目です！
2人ヒロインの話でしたが、初挑戦だったので難しかったです。百合要素は少なめで距離が近い要素を残すという設定を守ってドキドキする展開に持っていくのに試行錯誤しました💦
今回の作品はお試しなので、優しい目で見ていただければありがたいです🙇♀️
他の作品もありますので是非ご覧下さい！
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