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バイト先の先輩に恋をしました


僕は北村○○、大学1年生。
大学が始まり1ヶ月。大学にも馴染み始めたのでカフェのバイトを始めることにしました。


○○:今日からここで働くんだな…緊張するな…


○○:北村○○です!これからお願いします

××:よろしくね!これからトレーニング始めるから分からないことがあったら言ってね〜

○○:わかりました!(優しそうな人でよかっ…)

○○:(あの人綺麗だなー…先輩かな?)

××:北村くん?ぼーっとしてるけど大丈夫?


どうやら僕は“あの人”に一目惚れしてしまったようです💦



6月


働き始めて1ヶ月が経ちました。綺麗なあの人の名前は菅原咲月さんというそうです。大学2年生で僕の最寄り駅の1つ前の駅に住んでいるみたいです。


○○:菅原さん、おはようございます!


菅原:おはよう!

元気で綺麗な菅原さんとは入るシフトがたまたま同じらしく仲良くすることができました。


○○:今日は空いてますねー


菅原:雨だからかな。お客さんは来なくても気は抜かないでね!


この日は閉店時間までたくさん雑談を楽しみました。



7月



大学はテストが近づき大学には生徒が増え、夏のはじまりを感じるようになりました。テスト前なのでなるべくバイトは入れたくないのですがお金が無いのでバイトを入れてしまいました…


○○:(レポートに追われてるのにバイトきついな)


菅原:おはよう!北村くん!


○○:菅原さんも入ってたんですね。テスト前ですよね?


菅原:色々買いすぎて金欠なんだよねー💦さらに来月から1ヶ月留学行くし


金欠なら仕方な………


留学?!?!?!

○○:先輩、留学行くんですか?(平常心を保て○○)

菅原:1ヶ月だけだけどねー。寂しいのか後輩よ笑

○○:悲しくないですよ笑(嘘だけど)

菅原:まあ、今日も頑張ろ!


2人は死んだ顔をしながら7月を乗り越えたそうです…


8月


先輩がバイトにいません。悲しくないとは嘘でも言ったもののとても寂しいです…

○○:(はぁ、先輩いないバイトは寂しいな…)


この3ヶ月間、先輩とたくさんシフトで会う機会があって話せば話すほど先輩のことが好きになってしまう。

○○:(早く帰ってこないかな先輩…)


××:北村くん、レジお願い!


○○:は、はい!


ボーッとしてる暇は無いな





9月



菅原:おはよう!久しぶり、北村くん!


○○:お久しぶりです、先輩笑
留学どうでしたか?


留学先のことや先輩がいなかった間バイトであったことをたくさん話すことができた。


○○:先輩は留学してて日本が恋しくなりました?


菅原:それは寂しくなるよー、北村くんと会えないしボソッ


○○:え?最後の方なんか言いました?


菅原:なんでもないよ//




留学から帰ってきてから笑顔が増えた菅原先輩でした。


○○:(留学先でいいことでもあったのかな…笑)




10月


仕事がやっと馴染み始めた10月、こんなことが起こりました。


○○:こんにちは、ご注文伺いますよ?


女:あのもし良ければ連絡先交換しませんか?///


○○:え…


連絡先を渡した女性はどこかに行ってしまいました。

○○:(なんだったんだろ)ポカン


菅原:この紙なに?


○○:なんか女性から連絡先もらいました。


菅原:連絡するの?


○○:知らない方ですし、さすがに連絡はしないですよ笑


菅原:そっかよかったボソッ


○○:なんか言いました?


菅原:気をつけなって言ったの!


○○:??


11月


寒さも感じられるようになり、あと1ヶ月でクリスマスです。
私菅原咲月は5月から入ってきた後輩の北村くんに恋をしました。好きなのに気づいたのは留学に行ってる間彼に会えなくて寂しく感じてしまった時です。話しやすい雰囲気をシフトで会うと感じるし、この間の出来事を通して感じたのは北村くんはモテるようです。


菅原:(大学行くのめんどくさいなー)



○○:先輩?バイト以外で会えるなんて新鮮ですね笑


菅原:お、おはよう!(びっくりした…)



○○:これから大学なんですよ!朝からなんでめんどくさいですけど💦


菅原:(めんどくさいんだ笑)もし良ければ一緒にサボらない?


○○:えっ?………サボりましょうか笑


この日は目一杯遊び尽くした。カラオケに行って、ショッピングして…


菅原:(楽しいな…私北村くんのこと好きだな…)


○○:先輩?大丈夫ですか?


菅原:……ん?全然だ、大丈夫だよ!


今日の私はずっとこんな調子です。




12月


街並みはクリスマス一色となり、寒さも一層厳しくなりました。先月先輩と大学をサボってデートに行きました。


○○:(あれって少しは期待していいのかな?迷っててもしょうがないな)


○○L:『クリスマスってシフトとか入ってます?』


菅原L:『入ってないよー』


○○L:『もし良ければ一緒にイルミネーションでも見に行きませんか?』


菅原L:『行きたい!ならその日お昼とかも食べない?』


○○L:『いいですよ!じゃあクリスマスに△△駅集合しましょ!』


勇気を出してクリスマスデートに誘って良かったと実感する○○でした。



クリスマス


菅原:待った?


○○:全然大丈夫ですよ笑
行きましょうか。


菅原:うん…その前に…


ギュッ


○○:えっ///


菅原:今日は手繋ご?///


○○:はい///(可愛すぎる//)



昼食はクリスマスらしい料理が食べられるお店に行きました。


菅原:北村くん、これ凄い美味しいよ!


○○:良かったです、喜んでもらえて!


菅原:///





太陽も沈みきって辺りはすっかり暗くなり、イルミネーションに着きました。


菅原:綺麗…

○○:綺麗ですね…(綺麗なのはどっちですか)


菅原:今日はなんで誘ってくれたの?


○○:え?それは…



まさか先輩からこのことを聞かれるとは思わなかった。


菅原:それは?


○○:それは……先輩のことが好きだからです!



菅原:そっか///



○○、菅原:………


○○:なんか言ってください笑


菅原:私も好きだったよずっと…付き合おう、私たち?


○○:はい、よろしくお願いします!


fin




中編2作目です!

もし妄ツイを書くなら慣れなければと思い2作目を書きました!
2作目は最推しの菅原咲月でした。なかなかシチュエーションや設定を考えるのが大変で他の妄ツイ作者の方たちの努力が伺えました…

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