新学期を迎える君へ
今回は、LGBTQの子どもに向けて手紙を書くような感覚で記事を書こうと思います。
拝啓 新学期に悩む君へ
もうすぐ新学期になるけど、君は今どんな気持ちで過ごしているのかな?
学校が始まるのが楽しみ?それとも憂鬱かな?
憂鬱な君は学校生活の中で、どんなことで悩んでいるのかな?
・制服を着たくない
・学校でイジメに遭っているから学校に行きたくない
・友人の前で自分自身を偽るのがツラい。友人たちに合わせるために異性愛者のフリをしたり、男子のフリをしたり、女子のフリをしたりしないといけないのがツラい
・学校では理解してくれる友人や先生がいないからツラい
学校生活がツラい理由は色々あるかもしれないけど、僕も昔はこう思っていたよ。
学校では友人の前で偽りの自分でいないといけない。本当の自分を出したら仲間外れにされたり、イジメに遭うかもしれない。
友人も先生も自分のことなんて理解してくれない。自分が「こうしたい」と伝えたら、「わがままだ」なんて言われて軽くあしらわれるだけだ。
僕が高校生の頃はまだSNSもなくて、本当に「自分はこの世で一人ぼっちではないか」、「誰ともわかり合えない」なんて思っていた。
SNSのない時代にどうサバイブしたのか?
・まずは学校の外に目を向けるようにしたよ。
・学校の外に友人を作ったりしたよ。
・男だからとか、女だからとかが関係なく付き合ってくれるような趣味の合う友人を探したよ。
僕の場合はマンガを描くのが好きな友人を探したよ。習い事や塾などで他校の友人を見つけたよ。今はSNSでそう言う友人を見つけやすいかもしれないよね。
とにかく学校の中だけに留まらずに、学校外にも目を向けたら少しは気が楽になれるかもしれない。
本当に学校がツラかったら不登校になってもいいと思う。フリースクールもあるし、高卒認定試験を受ければ、大学受験だって可能だ。
某有名人の言葉をちょっと借りるけど…
小さな水槽の中だと魚同士でイジメが起きるけど、大海原に出ると魚同士のイジメはないと言う話を聞いたことがある。
学校と言う小さな水槽を出て、学校外と言う大海原に出てみよう。
うまく伝えられないけど、先輩としての体験として言えることはそんなところかな。
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