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ランドセルの色について

またしても新学期ネタですが、最近のランドセルは実にいろんな色のものが出るようになりましたね。

私の時代のランドセルは、男の子は黒が多く、または紺色、女の子は赤が多く、または濃いめのピンク色が主流でしたね。たまにキャメル色もあったけど、ほとんど見なかったような…。

とあるトランスジェンダー女性の自伝の中で、小学校に入学する時に「赤いランドセルがいいな」と母親に向かって呟いたという話がありました。

トランスジェンダー当事者の中には、昔はランドセルの色で性別がわかってしまうから、それが苦痛だったと言う人は少なくなかっただろうと思います。

ランドセルの色も多様に…

しかし、今はランドセルの色もいろんな色が出て、カラフルになってきましたね。

ランドセル

最近でも昔からの伝統があるせいか、男の子は黒、女の子は赤が多いという傾向が全国的にあるみたいです。

近所の子どもたちのランドセルを見ていると、男の子は未だに黒が主流で、たまに紺色、女の子もまだ赤が多数派ではあるけれど、割と水色とラベンダー色(薄紫色)が人気があるように見受けられます。

余談ですが、最近はランドセルの色で男女が分けられなくはなってきたけれど、「女の子用」とされるランドセルは黒っぽい色でも何だかキラキラした感じの模様が入っていたりしますよね。色とは違うところで性差が出ているような気もしますが…。

選択肢が増えることが大事と思う

最近でも、ランドセルの色は昔からの伝統である男の子は黒、女の子は赤と言うのが多いけれど、いろんな色の中から選べるってことが大事だと思っています。

「これしか選択肢がない」「男の子は黒、女の子は赤に決まっている」ではなく、多くの色の中から選べることで、自分の生き方も多くの選択肢の中から選び取っていける大人になっていくのではないだろうかと思います。

カラフルパステル

今から70年以上前は「女は結婚して、家庭に入って専業主婦になるしかない」と言われていました。しかし、今でも専業主婦になる女性もいますが、結婚後や出産後も仕事を続ける人も増えてきています。まだ少数派ですが、男性で専業主夫と言う方もいます。

他人の生き方に自分の価値観を押し付けないで欲しい

昔からの伝統を大事にしたい人はそれを大事にすればいいけれど、他人にそれを強要するのはやめてほしいなと思うことがあります。

「男のくせに編み物なんかするの?」

「女のくせにサッカーなんかするの?」

「女の子は理系に進まなくてもいいのよ」

などなど…。

自分の身に付けたいもの、趣味、生き方、ライフスタイルなど、多くの選択肢の中から選べて、しかもそれについて他人からあれこれ言われない社会にしていきたいと思うので、微力ではあるけれど、ここに投稿しています。



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なるもも
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